ブログ一覧

Wi-Fi (無線LAN)に重大な欠陥

wi-Fiの暗号化方式(WPA2)に欠陥

見つけたのは、ベルギーの専門家、マシー・バンホフ氏。

wi-Fi端末を、親機であるルーターに接続する際に問題があった。

無線ではなく、有線でつなぐと安心。

 

2017年10月19日

DHAが酸化すると

(エポキシ化オメガ3脂肪酸)

アレルギー反応を促す仕組みを、東京大学の新井洋由教授と村上誠教授らが明らかにした。

この脂肪酸を増やす酵素の働きを薬剤で止めると、激しいアレルギーの症状である「アナフィラキシー」も抑えられた。

研究チームは、免疫細胞の一種でアレルギー反応に関わるマスト細胞に着目。

マスト細胞普段から、

DHAやEPA(エイコサペンタエン酸)が酸化したエポキシ化オメガ3脂肪酸を多く作っていることを発見。

さらに、「PAF-AH2」という酵素を作れないように遺伝子改変したマウスでは、エポキシ化オメガ3脂肪酸が減り、アナフィラキシーの反応が弱くなった。

このマウスに脂肪酸を投与するとアナフィラキシーの強さは元に戻る。

酵素の働きを止める薬剤を培養したマスト細胞やマウスに与えると、マスト細胞の活性化が抑えられ、アナフィラキシー反応が顕著に弱くなった。

人の細胞でも同様の効果が見られた。

ネイチャー・メディシン電子版に報告。

2017年10月19日

5000万円の薬価

10/8世界で初めて米国で承認されたがん免疫薬「キムリア」

小児の急性リンパ性白血病(ALL)が対象。

 

ノバルティスのCEOは、5000万円の価格でも費用対効果は高いという。

ALLは治療法が限られる。

キムリアは1回の投与で多くの患者が完全寛解が達成できるメリットがある。

骨髄移植の方がキムリアよりコストがかかる場合もある。

 

2017年10月10日

1万円が10年で2000億円に

ビットコイン

2009年の誕生以来、約2000万倍にUPした。

1万円を投資していれば約2000億円になっている。

分散処理技術(ブロックチェーン)をうまく使い、データ改ざんを事実上不可能にした。

2018年01月02日

(頭髪1本で睡眠薬の種類を特定)

(数か月後でもOK)

睡眠薬を飲み物に混ぜて抵抗できなくする性暴力。
「男性と会った会った後に意識が朦朧(もうろう)となり気づいたら性的暴行を受けていた。
2日前に、スマホの婚活アプリで知り合った男と市内の飲食店で飲酒したあと、記憶をなくした。
睡眠薬を飲ませ乱暴したとして男を準強制性交容疑で逮捕。
大阪府警科学捜査研究所の鑑定で、4か月後、女性の頭髪から飲んだ覚えのない睡眠薬の成分が、検出された。
覚せい剤検出に使われる頭髪鑑定の手法を改良し、少量の睡眠薬でも検出できるようにした。

2018年08月27日

高野山へ

昨日は高野山へ

月に1回の恒例行事

今回は、祭日のためか、山上に行く途中から混み合っていた。

今までになく、スポーツカーが異常に多かった。

奥の院も人であふれていた。

気温は20℃を超えて蒸し暑かった。

 

2017年10月10日

高野山に桜無し

高野山は桜の気配も無く、墨絵の状態。

 

冬には、カエデ?のはでな色で賑やかな奥の院。そのカエデも葉が落ちて、骸骨状態。

1年中で、一番愛想の無い奥の院かも?

 

山上の温度は16℃を超えているのに、アンバランスな景色。

 

久しぶりの車の運転(マニュアル)で、足の筋肉がにらんでいる。

 

 

 

2018年03月26日

驚きのうすさ・・・脳波計

見た目はパップ剤

 

2016年設立の大阪大学発のベンチャー「PGV」が開発。

タテ10㌢㍍×ヨコ4㌢㍍のシート状で、厚さはわすか100マイクロ㍍。

 

額(ひたい)に貼ると脳波を自動で測り、データを無線で送る。

 

無線で送る装置も薄さ6㍉㍍。

 

長時間つけていても苦にならない。

 

 

2018年02月08日

飲んだクスリからデジタル信号がでる

デジタル薬「エビリファイマイサイト」

 

錠剤に微少センサー(1㍉四方)を埋め込む

大塚製薬は統合失調症の治療薬「エビリファイ」に微少なセンサーを埋め込んだ。

薬が胃の中で溶けると、センサーが青酸と反応する。

患者の体に貼ったパッチが記録し、データを自動で送る。

患者がどこにいても、服用状況が把握できる仕組み。

 

センサーは便と共に排泄されるので体には影響がない。

 

2015年9月に、FDAに製造承認申請している。
2017年11月にFDAから製造承認を取得した。


 

デジタル薬「エビリファイマイサイト」は、既存のエビリファイとは別商品として販売する。


センサーから電気信号が出る

→患者の腹部に受信用検出器をつける

→検出器から

→スマートフォンへブルートゥスで信号を飛ばす

→専用アプリに記録

→医師は専用サイトで情報を確認できる

 

統合失調症の患者の4割が、退院してから6ヶ月経過するときちんと薬を飲まなくなってしまう。

2017年12月14日

非小細胞肺ガンのコンパニオン診断薬

「コンパニオン診断薬」

血液でガンの種類を診断


2018年1/1、初回から保険適応された診断薬
ロシュの「コバスEGFR変異検出キット」を使った検査では、肺がんの8割を占める非小細胞肺がん患者のうち遺伝子「EGFR」に変異があるかどうかを検出する。

遺伝子に変異が見つかった場合、3種類の薬を使う。

①イレッサ(ゲフィニチブ)英アストラゼネカ

②タルセバ(エルロチニッブ塩酸塩)中外製薬

③ジオトリフ(アファチニブマイレン酸塩)日本ベーリンガーインゲルハイム

2018年01月11日

静脈に血の塊(血栓)が出きる仕組み

理化学研究所は、静脈に血の塊(血栓)が出きる仕組みを解明した

 

血液の流れが遅くなると赤血球の細胞膜中にある酵素(エラスターゼ)が引き金となり、血液凝固因子が働き出すという。

理研超分子科学研究室の貝原真副主任研究員らは、プラスチック製人工血管を使って実験した。
血液の流動性を計測する特殊な道具を使い、

まず血液凝固に関係している成分が赤血球であることを突き止めた。

次ぎに血漿中のどの血液凝固因子が関与しているかを調べたところ、13あるうちの第9因子が赤血球により活性化され、血液の流れを停滞させて血栓を作っていたという。

この因子を活性化する物質を赤血球膜から抽出して解析したところ、血管壁や細胞組織上にあるエラスチンと呼ぶタンパク質を分解する酵素、エラスターゼであることが分かった。

今回解明した血液凝固の仕組みは体内の要因による反応。
血管の損傷などで血が固まる外部要因の反応に対して、作用するタンパク質や因子などはよく分かっていなかった

2017年12月04日

難治性乳がんに「ハラヴェン」と「キイトルーダ」併用

エーザイが治験の途中経過を報告

 

キイトルーダ単剤では


ガン表面にPD-L1というタンパク質が発現する患者で
奏効率・・・23%だった。


キイトルーダとハラヴェンの併用療法では


106人のうち腫瘍が30%以上縮小した割合(26.4%)

 

 

併用療法の対象は

ホルモン療法や標準薬による治療が難しい「トリプリネガティブ乳がん」

 

①ガン表面にPD-L1というタンパク質が発現する患者で奏効率・・・23%


②PD-L1の発現の有無による違いがなかった

③腫瘍がなくなった患者・・・3人

 


 

2017年12月12日

重さの単位・・キログラム

2017年、重さの単位「キログラム」の基準を定める新手法を確立。


産業技術総合研究所など5カ所の研究機関が10/23発表。

約130年間、パリ郊外に保管されている分銅「キログラム原器」が基準になってきたが、来年11月の国際会議で新しい手法を用いることになる。

新手法は、重さなどに関わる物理学の基本的な定数「プランク定数を利用する。

産総研は高純度なシリコン結晶で定数を精密に測定し、これまでより詳しい小数点以下43位までの値を特定。

原器が不用になる。

2017年10月25日

透析患者にコメが有効

2018年、新潟大学は人工透析を受ける慢性腎臓病の患者にとって、コメに含まれるタンパク質が有効な栄養源になることを臨床試験で確認した。

透析患者は身体のタンパク質が失われやすいため、一定量の摂取が推奨されている。

ただ、肉類・乳製品など動物性タンパク質の食品が多く含む「リン」や「カリウム」を摂り過ぎると心臓疾患や動脈硬化の危険が高まるため、過剰摂取に注意が必要。

斎藤亨彦特任教授らはコメ由来のタンパク質は「リン」や「カリウム」の含有量が少ないことに着目。

 

50人の透析患者を対象に臨床試験を実施。

コメ由来のタンパク質を含むゼリーと疑似のゼリーを1日1回、各4週間にわたり摂取した。

本物のぜりーを食べた後の血液検査で吸収するタンパク質の量は増えたものの、「リン」と「カリウム」の濃度は大きく変化しなかった。

サイエンティック・リポーツ(電子版)

2018年01月10日

近赤外光をつかったガン治療は「光免疫療法」として、米国で治験が進んでいる

2017年、東京理科大学の上村真生助教と曽我公平教授のグループ。

ガン治療に使うナノ粒子を開発した。

ナノ粒子をマウスの血中に入れて近赤外光を当てると血管を撮影できる。

蛍光を発して患部を特定し、同時にガン細胞を傷つける活性酸素を出して攻撃する。

近赤外光は、可視光と赤外光の間にある波長約0.7~2.5㍃㍍の電磁波。

近赤外光を吸収する物質は少ないため、可視光よりも体の中に深く届く。
可視光では見えなかった皮下の組織や血管なども観察できる。

研究グループは、イットリウムという元素をつかったセラミック粒子に、1%ぐらいのエルビウムという元素を混ぜた直径約60ナノ㍍のナノ粒子を作製した。続いて可視光が当たると活性酸素を発生する物質をナノ粒子の表面につけた。

このナノ粒子に近赤外光を当てると近赤外光の蛍光を放出するほか、2段階の励起が起こり、可視光の蛍光も出す。

①近赤外光の蛍光でガン細胞の場所や大きさを特定。

②可視光の蛍光で表面から活性酸素が発生し、ガン細胞を攻撃する。

 

ガンの治療に使う場合、血中に直接ナノ粒子を入れる。

ナノ粒子は「EPR効果」という現象によってガン細胞に集まる性質がある。

2017年12月01日

近眼に紫色の光が有効。

バイオレットライト(紫光)

が近視を抑制する。

 

太陽光のなかの波長360~400ナノ㍍の光。


眼鏡専門店JINSが発売

2018年03月26日

軟骨再生

①ツーセルは他人の細胞で膝の軟骨を再生する治験を始めた。

患者自身の細胞を採取・培養するよりコスト・時間がかからない。

治験の対象は外傷性軟骨損傷や離断性骨軟骨炎の患者。
他人の細胞から培養した間葉系幹細胞を使う「他家移植」。

事前に培養した他人由来の細胞1人分から1000~1万人分の間葉系幹細胞を作製できる。

間葉系幹細胞は人の骨髄や脂肪、滑膜などに含まれ、骨・脂肪・神経などに分化する。

 

②他人の間葉系幹細胞から作ったゲル状の人工組織を移植し、損傷した軟膏を再生する治験を大阪大学の中村憲正招聘教授らのチームが始めた。

開発した人工組織は、関節の中にある滑膜から取りだした間葉系幹細胞を培養し、細胞自身にコラーゲンを作らせることでゲル状にしたもの。

患部に移植すると軟骨に変化する。

周辺組織との接着力が高いほか、関節鏡(内視鏡の一種)を使って移植するため、体を大きく切開する必要も無い。

 

再生した軟骨は拒絶反応が起こる可能性が極めて低いという。

他人の間葉系幹細胞は大阪大学の幹細胞バンクのものを使う。

治験は16歳以上60歳未満の関節軟骨損傷患者が対象。

 

2017年12月08日

赤ちゃんの泣き方で

泣き方のバリエーションで判断

 

明和政子・京都大学教授らのチーム。

生まれて間もない赤ちゃんは、泣き声の音域が広く、泣き方のバリエーションが豊かなほうが、言語や認知機能の発達が良好と発表。

 

明和教授は
“脳の成熟が泣き声に反映されている可能性がある。泣き声の分析が発育状況の予測に役立つかもしれない”と語る。

研究チームは、京大病院で妊娠37週未満に生まれた早産の赤ちゃん77人、満期を迎えて生まれた30人の赤ちゃんが授乳の前に泣いた声を録音し、音域の変動や泣き方の複雑さに着目して解析した。

 

さらに、それぞれの赤ちゃんが1歳半になった頃、花や車が描かれたカードや、積み木などを示し、話せる言葉の多さを調べることで言語や認知の能力を検査した

 

2018年01月05日

認知症と車の運転

以下の項目のうち5項目以上にチェックが入ったら要注意。

軽度認知障害(MCI)


□ 車のキーや免許証などをさがし回ることがある


□ 今までできていたカーステレオやカーナビ操作ができなくなった。


□ トリップメーターの戻し方や時計の合わせ方が分からなくなった。


□ 機器や装置(アクセル、ブレーキ、ウインカーなど)の名前が思い出せない


□ 道路標識の意味が思い出せないことがある。


□ スーパーなどの駐車場で自分の車を止めた位置が分からなくなることがある。


□ 何度も行っている場所への道順がすぐに思い出せないことがある。


□ 運転している途中で行き先を忘れてしまったことがある。


□ よく通る道なのに曲がる場所を間違えることがある。


□ 車で出かけたのに他の交通手段で帰ってきたことがある。


□ 運転中にバックミラー(ルーム、サイド)をあまり見なくなった。


□ アクセルとブレーキを間違えることがある


□ 曲がる際にウインカーを出し忘れることがある。


□ 反対車線を走りそうになった。


□ 右折時に対向車の速度と距離の感覚がつかみにくくなった


□ 気がつくと自分が先頭を走っていて、後ろに車列が連なっていることがよくある。


□ 車間距離を一定に保つことが苦手になった。


□ 高速道路を利用することが怖く(苦手)になった。


□ 合流が怖く(苦手)になった。


□ 車庫入れで壁やフェンスに車体をこすることが増えた。


□ 駐車場所のラインや、枠内に合わせて車を止めることが難しくなった。


□ 日時を間違えて目的地に行くことが多くなった。


□ 急発進や急ブレーキ、急ハンドルなど、運転が荒くなった(と言われるようになった)


□ 交差点での右左折時に歩行者や自転車が急に現れて驚くことが多くなった。


□ 運転している時にミスをしたり危険な目にあったりすると頭の中が真っ白になる。


□ 好きだったドライブに行く回数が減った。


□ 同乗者と会話しながらの運転がしづらくなった。


□ 以前ほど車の汚れが気にならず、あまり洗車をしなくなった。


□ 運転自体に興味がなくなった。


□ 運転すると妙に疲れるようになった。

 

【製作】特定非営利活動法人高齢者安全運転支援研究会
【監修】浦上克哉(日本認知症予防学会理事長)

 

 

2017年12月15日

血圧を下げるクスリ

第1選択薬・・・

①カルシウム拮抗薬
②アンジオテンシンⅡ授与体拮抗薬(ARB)
③ACE阻害薬
④利尿薬
⑤β遮断薬
 

の中から選ぶ。→リンク

 

誤解
一度飲み始めたら、一生続けなければいけない?
食事や運動療法で血圧が下がってくれば降圧薬の量を減らしたり、やめたりすることもできます。

 

 

2017年11月22日

藻類から油

遺伝子を組み換えて大量に培養。

藻類を育てるには日光がたっぷり当たる屋外が最適。

野生生物への悪影響を防ぐために閉鎖した空間で育てられているが、広田隆一・広島大学准教授と東京農業大学が遺伝子を組み換える手法を開発。

藻類の培養にはリン酸が欠かせない。

研究グループは、

①リン酸の遺伝子を壊し、ついで

②環境中にはめったに存在しない「亜リン酸」を組み込んだ。

亜リン酸は工業廃棄物として大量に廃棄されている。

「ラン藻」で実験。

亜リン酸の培地では増殖できたが、リン酸しかない培地では増えなかった。

2018年09月26日

薬代を成功報酬で

ノバルティス(世界2位の製薬メーカー)が日本政府に働きかけているのが、くすりが効いた患者だけが薬代金を支払うシステム。

高額のがん免疫薬が対象で、2018年中の発売を目指す。

 

2017年10月05日

育児放棄・・ホルモンが関係

(プロラクチン)

2017年、マウス実験で、胎児の時に特定のホルモンを十分に受け取れなかった雌(メス)が成長して子を産んだ場合、育児放棄(ネグレクト)する傾向があったとする研究を、下川哲昭・高崎健康福祉大学教授が米科学アカデミー紀要(電子版)に報告した。


脳下垂体から分泌される「プロラクチン(PRL)」は、授乳に必要な乳腺の発達を促すホルモン。

研究チームは、ネグレクトするように遺伝子操作したマウスを妊娠させ実験した。

妊娠後期ではPRLの分泌が正常なマウスより極めて少ないことが判明。

また、PRLを出産まで投与した母マウスから生まれた子の7割以上が、授乳や子供を温める通常の育児をした。

 

 

2017年12月05日

肥満と糖尿に

「ロルカセリン」

エーザイの肥満症治療薬(ロルカセリン・ハイドロクロライド)

2013年発売

2014年から心臓血管への影響を調べた。

8か国の400を超す施設。

体重の変化は

①境界型…(-2.8㎏)

②糖尿病…(-2.6㎏)

③正常血糖値・(-3.3㎏)

英医学誌「ランセット」に報告。

 

2018年10月10日

糖尿病の食事

血糖値を急激に上げない食事が大切です

 

GI グリセミック指数

①よくかんで、ゆっくり食べる

②満腹になるまで食べる・・・ことを控える(腹7分目)

③まとめ食いをしない

④食事回数を減らさない

⑤できるだけ決まった時刻に食事をする

⑥寝る前(2時間前)の飲食を避ける

⑦午後9時までに食事を終わらせる

⑧夕食が遅くなりそうなときは途中で、おにぎりなどの軽食をとり、帰宅後はおかずだけにする。

⑨香辛料や薬味を使い、なるべく減塩しよう

⑩塩分が多いと主食やお酒がすすみます。

⑪野菜・きのこ・海草類をシッカリ食べましょう

⑫食物繊維が血糖の上昇をおさえますが、繊維が多くても

 「カボチャ」

 「いも類」

 「トウモロコシ」

 はエネルギー量が多いので、食べ過ぎないように。

⑬メニュー・・・バラエティのあるメニューに。炭水化物を減らす。

⑭清涼飲料水やジュースは控える

⑮100%ジュースにも糖分がタップリ入っています

 

2017年12月14日

糖尿病にSGLT2阻害剤

体内の糖分を尿から直接排泄する働きがある。

SGLT2阻害薬

腎臓にある「ナトリウム・グルコース共輸送体2」という、タンパク質の働きを抑え、尿から糖分を再吸収されにくくする。

2014年…に登場した。

「スーグラ」

「フォシーガ」

「ジャディアンス」

「スージャヌ」‥ジャヌビア+スーグラ

〇メリット

尿を出しやすくなるので、体液量が減少し血圧が下がり、心臓の負荷が減る。

心筋梗塞や心不全が起きにくい。心不全の治療ガイドラインで、糖尿病患者の心不全予防目的でSGLT2阻害薬の使用を推奨している。

〇デメリット

長期の安全性は不明。

2018年09月26日

糖尿病とオレキシン

味わって食べると血糖値の上昇をおさえる

「脳の視床下部で働くホルモンであるオレキシンは、オレキシン神経が活性化されると分泌される。
オレキシンは1998年に、柳沢正史・テキサス大学教授が食欲をうながす作用を持つホルモンとして発見したものだ。

さらに、睡眠状態と覚醒作用を制御する作用を持つことでも知られている。


生理学研究所のグループは、

①マウスの視床下部にオレキシンを投与する実験を行った。
すると、筋肉が血中の糖分を取り込んでエネルギー源として利用する効果が促進されることが分かった。

②また、マウスの口から糖を摂取させて“味わう”ようにした場合と、腹部に注射器で糖を直接注入した場合とで、30分後の血糖値を比べた。その結果、口から摂取した場合の方が、血糖値が低く抑えられることが分かった。

③一方、脳でもオレキシンの働きを阻害する薬を投与してから、同じ実験を行うと、血糖値を抑える効果がほとんど無かった。
オレキシン神経を活性化させることで、血糖値を抑えることができると考えられる。

④又、エネルギー源にならない人工甘味料のサッカリンをマウスに飲ませたところ、オレキシン神経が活性化することが確かめられた。このことは、オレキシン神経の活性化が味覚刺激によって起きることを裏付けている。
オレキシン神経の活性化は、数日間同じ時刻にサッカリンを与え続けることで顕著になった。サッカリン摂取への期待感が、オレキシン神経の活性化を促すと考えられるという。

⑤血糖値を下げるホルモンとしては、膵臓で分泌されるインスリンが有名だ。

ただし、インスリンは、筋肉だけでなく、脂肪組織への糖の取り込みも促す。
箕越靖彦・生理学研究所教授によると、オレキシンには、筋肉におけるインスリンの働きを増強する効果がある。そのため、オレキシン神経を活性化すると、脂肪組織への糖の取り込みを間接的に抑えられることができ、肥満の予防にもつながるという。

⑥また、オレキシン神経は夜間、とくに睡眠中は活動が抑えられる。
そのため、夜中に何かを食べた後、すぐに寝てしまうと、オレキシンによる筋肉での糖分の利用促進が働かない。
その結果、糖分が脂肪組織に蓄えられやすくなり、肥満の原因となってしまうという。

2017年12月18日

笑いとほほえみ

ユトレッヒト大学のヤン・ファンホーフ名誉教授が人間の「笑い」と「ほほ笑」は進化の起源が違うことを指摘。

笑い
ワッハッハと口を大きく開ける。
これはサル類の「遊びの顔」に由来している。
チンパンジーの子どもがくんずほぐれつ遊びながら、相手の首筋や腹をくすぐるように優しくかみつく。
すると、口を丸く開けて歯は見せず、ハァハァとあえぐようなかすれた声を出す。
まさに笑顔であり、笑い声だ。
これが人間の「笑い」となった。


ほほ笑み
唇を真横に引いて、端をキュッと上につり上げる。かすかに唇を開いて歯を少し見せる。
これはサル類に共通した「恐れ顔」に由来する。

ニホンザルには順位がある。
上位の者が近づくと、下位の者はキャッと叫ぶように歯茎をむき出した恐れの表情をする。
顔はそむけて視線を落とす。
実際に悲鳴をあげる前に、悲鳴の表情を見せることで、自分が劣位であることを示している。
人間はこれをさらに一歩進めて、恐れが無くとも相手の顔を見ながら前もってこの表情をするようになった。

わらい

 

2018年01月12日

立体視を持つ唯一の昆虫

2018年、英ニューカッスル大学は、カマキリが物体を立体的に見る仕組みが、人間などのほ乳類とは異なっていることを突き止めた。

人の両眼の間は5~7㌢㍍ほど離れており、右目と左目では見え方が違う。

両方の画像を脳で合成することで奥行きや立体感を感じている。

霊長類やネコ・フクロウなども同様の仕組みである。


実験では
偏光フィルターを使って3次元メガネ(3Dメガネ)を作り、ミツロウで固定して調べた。

3Dカメラを取り付けたカマキリに獲物が迫ってくる立体映像を見せた。
カマキリは近づいてくると、鎌を素早く伸ばして捕まえようと動いた。

次に、左右の目にそれぞれ異なる映像を見せても、カマキリは反応した。

こうした能力は人間には無い。

 

カマキリは立体能力を持つ唯一の昆虫といわれている。

静止した画像を見せても反応しなかったことから、カマキリの立体視は動いている物体でしか機能しない。

映像の細部は気にせず、変化している部分の情報を元に立体視しているようだ。

研究グループのベック・ニチャナンダ助教は“これまでに無いまったく新しい立体像だ”と話す。

2018年02月25日

短距離を走ると、背中・腰が痛む

(尿酸値が低すぎる)

腎性低尿酸血症

 


尿酸を運ぶタンパク質の遺伝子に変異があり、再吸収がうまくいかず血中にためることができない。

日本人に多く・・・♂0.2%、♀0.4%

 

2017年4月の診察ガイドラインでは、血中の尿酸値が2㍉㌘/1㌥㍑以下で疑われる。


(症状)
短距離を走ると、背中・腰が痛む


(対策)
激しい運動をする場合・・・その前に水をしっかり飲む。

抗炎症剤を服用するとき・・運動をさける。


2018年03月01日

白菜(はくさい)を食べよう

ハクサイ(白菜)

①ビタミンC・・・22mg/100g中。
ぬか漬けにしてもビタミンCは壊れない。

②亜鉛・・・外傷の治癒、強精作用

③モリブデン・・・
発ガン物質の亜硝酸アミルを排泄する。

④ジチオールチオニン(抗ガン成分)・・・
ブロッコリーやキャベツなどアブラナ科に共通の抗ガン成分。

⑤アルギニン・・・花の部分に豊富

⑥鉄

⑦カルシウム

2017年11月17日

病名がわからない

「未診断疾患」

遺伝子の異常が原因とみられるが、患者数が少ないため適切な診療法を受けられない疾患。

国内に3万人

 

単一の遺伝子の異常で起きる病気は現在、約7000種あると予想されている。
しかし、実際に遺伝子異常が原因と確定した数は約3000にとどまる。

「未診断疾患イニシアチブ」

という事業は、文部科学省・厚生労働省・経済産業省が共同で設立した日本医療研究開発機構が2015に着手したもの。

 

遺伝子の異常と症状が同じ患者が2人以上見つかれば、新しい病気として確定できる。

 

未診断の患者データを世界中でつきあわせれば効率よく解決できるかも?

 

2011年から、「国際希少疾患研究コンソーシアム」として活動中。

①「武内・小崎症候群」

2015年に慶應義塾大学で確定した病気。
血液中の血小板が大きくなるとともに数が減少し、むくみや発達障害などを引き起こす。
カナダでは15人がこの病気と判明し、患者家族の会が発足した。

 

②「ハンター病」

リトアニアの3歳(少女)はある酵素の遺伝子の異常で発症する「ハンター病」だったが、リトアニアでは判定できず、慶應義塾大学病院の協力で診断がつき、ビタミンB2の大量投与で症状が緩和した。







2017年12月28日

環境DNA分析で成果

秋田県立大学と神戸大学のグループは、絶滅危惧種であるコイ科の淡水魚「ゼニタナゴ」の成魚を、秋田県の雄物川で確認した。

川の水に流出した微小なDNAを調べる「環境DNA分析」という手法を使って発見した。

ゼニタナゴが雄物川で見つかったのは11年ぶり。

研究グループは、2016年8月、雄物川の水を99カ所で採取し、ゼニタナゴの表皮や糞(フン)から出たDNAが、採取した水中に含まれていないかを調べた。

2017年11月14日

潰瘍性大腸炎にマクロファージが関係する

2017年、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患の起きる仕組みを、東京医科歯科大学の木村彰方教授と安健博助教らのグループが解明した。

「MKL1」という遺伝子が活発に働き、免疫細胞であるマクロファージが異常になった。

研究グループは、薬剤で腸に炎症を起こしたマウスのマクロファージを調べた。

すると、MKL1が活発に働いていた。

マクロファージの持つMKL1が通常よりも活発に働くマウスを作成したところ、薬剤を投与しなくても腸の炎症が起きた。

マクロファージには
 ①炎症を起こすタイプと
 ②炎症を抑えるタイプ
がある。

MKL1の働きが活発なマクロファージでは炎症を起こすタイプが増え、抑えるタイプが減少していた。

サイエンティフィック・リポーツ(電子版)に掲載。

 

 

2017年10月27日

満月

2018年、満月がひときわ大きく見える「スーパームーン」が1/2の未明に、各地で観測された。

 

国立天文台によると、2018年は


  1/2(最も大きく見える)
  7/28(最も小さく見える)


2018年で最も満月が

大きく見える1/2日は地球と月の間は約35万7000㌔で、

最も小さく見える7/28は約40万6000㌔。

月は、

円では無く楕円のように地球の周りを公転している。

 

さらに、太陽や地球の重力などにも影響を受けて、地球からの距離は毎年微妙に変化している。

 

2018年01月03日

消化管間質細胞腫という希少がんの新たな治療法

東京理科大学の椎名勇教授と安部良教授ら、国立がん研究センターの共同成果。

白血病の一種であるマスト細胞腫の増殖を抑える化合物が、GISTの増殖も抑えた。

3年後の治験を目指す。

研究チームは、

以前に抗ガン作用がある阻害剤「M-COPA」を合成した。
この阻害剤は細胞内でタンパク質の仕分けや加工をするゴルジ体という部分の働きを止め、ガン細胞を攻撃する。
マウスの実験で安全性を確認ずみ。

GISTの細胞を培養して阻害剤を投与すると、細胞は増えなかった。
GISTの治療薬に耐性ができたガン細胞でも増殖を抑えることが分かった。

今後はGISTを移植したマウスに経口投与した場合の治療効果を確かめる。

また、別のガンでも阻害剤が増殖を抑えるかを検討する。

GISTは胃や小腸などの消化管にできる肉腫。
年間におよそ2000人が発症する。

2018年01月05日

治療1回あたり37万3000㌦。

イエスカルタ

2017年、ギリアド・サイエンシズは「血液ガン」への使用でFDAから承認を取得した。

米国での薬価は治療1回あたり37万3000㌦。


イエスカルタは9月にギリアドが119億㌦で買収した米カイト・ファーマが開発した。

 

 

イエスカルタは「CAR-T(カーティ)」と呼ばれる治療薬の1つ。


今回承認を受けたのは、治療歴のある大細胞型B細胞リンパ腫の成人患者向けの使用

 

2017年10月30日

母親の生活リズムが胎児の体内時計に影響

(母親の体内時計)

お母さんの生活リズムは胎児に影響するらしい。

京都府立医大の八木田和弘教授らの成果。

朝に目覚め、夜に眠くなるという生活リズムは母親のおなかの中にいる時にできることが分かってきた。

マウス実験によると、胎児の体内時計は妊娠後期に働き始め、この時期に母親の体内時計のリズムが胎児に伝わる「母子間同調」という現象が確立するという。

妊娠中の母マウスに寝る時間をずらし不規則な生活を送らせると、生まれた子マウスは生後1ヶ月で通常より体重が約2割多くなった。
体内時計の乱れが肥満に影響したとみられる。

体内時計は脳だけでなく全身の細胞でリズムを刻んでいる。
細胞が盛んに増殖して体の様々な器官がつくられる妊娠初期には、体内時計の働きを防ぐ仕組みがあるとみられている。

2018年01月17日

正常な細胞を傷つけない・・抗がん治療

ホウ素中性子捕捉治療法(BNCT)


(手順)
<1>ガン患者にホウ素薬剤を注射する
<2>ガン細胞にホウ素が集まる
<3>人体には害が少ないタイプの中性子を体外から照射する。
<4>ガン細胞内にあるホウ素と中性子がぶつかり、アルファ線とリチウム粒子が発生する。
<5>ガン細胞がアルファ線とリチウム粒子で破壊される。

BNCTはガン細胞が取り込みやすいホウ素化合物をあらかじめ投与し、放射線の一種である中性子線を発生させて、対外から患者に照射する。

BNCTはガン細胞を破壊するアルファ線とリチウム粒子をガン細胞の内部で作りだすことに最大の特徴がある。

ガン細胞だけを破壊するため、周囲の正常細胞に影響を与えない。

 

再発ガンにも照射できる

 

 

 

 

2017年12月18日

月が赤黒くなる

「皆既月食」が1/31夜おきる

20時8時45分ごろから、満月の端に地球の影がかかり始め、

23時すぎまでに完全にかくれる。

南東寄りの空で起きる。

 

2018年01月22日

日本人は・・・腎臓の組織が少ない

2017年、東京慈恵医大チームが米医学誌に報告。

日本人の腎臓は、尿を作るために重要な「ネフロン」という組織の数が少ない傾向が見られるという。

日本人に慢性腎臓病患者が多いことと関連しているという。

腎臓は血液に含まれる老廃物をあつめて尿をつくっており、ネフロンはその中心的な機能を担っている。

研究チームは、50~80代で死亡した日本人男性27人から提供された腎臓を解剖し、ネフロンの数を調べた。

 

1つの腎臓に含まれる数は、血圧が正常な9人で平均64万個と判明。

90万個とされる欧米人の2/3程度だった。

高血圧の9人は39万個

慢性腎臓病の9人は27万個だった。

2017年10月12日

患者の骨髄細胞を移植

バージャー病患者に、

血管再生作用がある患者自身の骨髄細胞を移植する再生医療の臨床試験を京都府立医大がはじめる。

臨床試験は20~70代の25人の重症患者が対象。

患者の腰から骨髄細胞を採取し、足の筋肉に注射し、血管ができるのを促す。

バージャー病

足の指が壊死するのが特徴で、タバコとの関連が深い。


動脈内膜層の炎症性変化。血栓の形成、次いでこれが器質化をきたし閉塞する病変。

血管全層炎であって、通常四肢主幹動脈を侵す

下肢の動脈に多い。
青壮年男子に多く、我が国での四肢慢性動脈閉塞症の2/3を占める

 

2017年10月13日

室外機の音が

トラックのエンジン音や

エアコンの室外機、

風力発電の風車などから発生する低周波には、人間の耳には聞こえない音(20ヘルツ以下)も含まれる。


20ヘルツよりも低い低周波は、

耳に聴こえないが振動として伝わり、
吐き気
めまい
頭痛
イライラ
自律神経失調症状などを引き起こす

 

人間の脳波には
快適な時や休らいだ時に出るアルフアー波と
不快な時や緊張を表すベーター波
があることは良く知られています。

この脳波によって体の状態が調整されます。

しかし人間が家庭でリラックスしている時に人間に緊張を促すベーター波と同じ周期の空気振動に身体がさらされるとどうなるのでしょうか。

体が休みたい時に血圧や心拍が上昇し不安な状態や緊張に体が備えるのです。

その症状は不眠、頭痛、吐き気や目眩です。
それに耳鳴りや咳、等の感冒症状も加わります。

これが
低周波空気振動による症状です。

原因は耳や騒音計には全く感知しない低周波空気振動です。

こんな事があるのかとお疑いの方もあることでしょう。

このことに一番最初に気づいたのは何を隠そうアレキサンダーグラハムベルと言う人物です。

彼は電話を発明した人物ですがその呼び出し音にどんな音を使おうかと様々な音と人間の関係を調査したのです。
その結果一番早く電話の音に気がつき応答したくなる16ヘルツの周波数があることに気がつきました。

そう、これが人体に緊張を与えるベーター波の周波数だったのです。

ちなみに一番応答の悪いのがアルフアー波と同じ10ヘルツの音でした。

それゆえ電話の呼び出し音は16ヘルツとなったのです。

不思議なことあの電話のベルの音がなると緊張して受話器を急いで取ろうとします。
眠っていてもベルの音ですぐに目が覚めるのはこうしたからくりがあったのです。


2017年12月02日

宝石の選び方

①愛し愛されたい
  ダイヤモンド
  ムーンストーン



②美貌に磨きをかける
  ルビー



③ダイエットしたい時
  アンバー(琥珀)
  珊瑚(コーラル)
  ジェード(ひすい)
  ジャスパー(碧玉)
  タイガーズアイ
  トルコ石
  めのう(アゲート)
  モスアゲート
  シェル(貝)



④太りたい時
  アメシスト(紫水晶)
  水晶(クリスタル)
  エメラルド
  オパール
  サファイア
  ダイヤモンド
  ムーンストーン



⑤発声をサポート
  ジルコン
  レッドコーラル



⑥傷つきやすい性格を守る
  ルビー



⑦洞察力を刺激
  エメラルド



⑧社交性を高める
  ガーネット
  クリスタル(水晶)



⑨適切な診断をサポート
  ひすい(ジェード)
  ブラッドストーン



⑩ストレスから解放
  琥珀(アンバー)
  サード
  サードオニキス
  ソーダライト
  トルコ石



⑪気分の落ち込みに
  サファイア



⑫頭が混乱する時
  トルコ石



⑬決断する時
  アズライト
  アベンチュリン
  サファイア
  ラピス・ラズリ
  ブルートルマリン



⑭現実に戻してくれる
  クリスタル(水晶)
  ジャスパー
  ロードクロサイト

 

2018年01月28日

塩酸リトドリン(切迫流・早産治療剤)で子供に喘息のリスク

国立成育医療研究センターは、

早産予防の目的で使われる子宮収縮抑制剤「塩酸リトドリン」を妊婦に投与すると、生まれた子どもが5歳になった時に喘息になるリスクが高まると報告した。

同センターは、

「使用が長期にわたる場合は注意すべき」と語る。


大矢幸弘アレルギー科医長らのチームは、妊娠時に塩酸リトドリンを投与された94人と、投与されなかった1064人を比較。

薬を使用した場合、子供が5歳になったときの喘息の有病率が13.8%だったのに対し、使わなかった場合は9.2%と差が出た。

 

 

2017年10月14日

塩化物

塩化物(Cl)は細胞外液の主な陰イオン

 

(主な働き)

・浸透圧の調節、

・酸・アルカリの調節

<1>水分バランスや胃内での塩酸の生成に関与
<2>浸透圧、酸アルカリの調節

 

(欠乏すると)・・・消化障害

 

(おすすめの食品)

キャベツ・パセリ・ジャガイモ、塩

2017年11月19日

培養肉

無菌空間の中で、もととなる細胞と培養液から、水耕栽培の野菜のように焼き肉やステーキ用の肉ができる。

 

食肉を得るために動物を殺す必要が無くなる。

 

iPS細胞は動物の細胞に特定の遺伝子を入れてつくるが、培養肉はもっと簡単。

 

 

有精卵から肉として育てたい特定の細胞を取りだして培養液で増やし、肉の塊にする。

 

2013年、オランダの大学教授が1個3500万円の培養肉ハンバーガーの試食会を開いた。

2017年12月14日

呼吸音は4種類の音が混じってできている

呼吸音は人によって異なり、正確な評価には十分な訓練が必要だった。

手術中には呼吸状態が急激に変化する危険性が高く、継続的な呼吸音を詳細に評価するシステムが求められていた。

胸に貼り付けたセンサーで呼吸音をモニタリングする。

AIで機械学習させたアルゴリズムを使って音の長さ、周波数、強度などからその場で音の種類を判別する。

呼吸音を可視化することで異変に気づきやすくなる。

2017年、広島大学の大下慎一郎准教授は、東京電機大学やパイオニア、日本光電と共同でシステムを開発した。

2017年11月07日

医療で使う粒子線

 

・水素原子核の流れを利用する陽子線のほか、

・炭素原子核の流れを利用する重粒子線、

・電子線(ベーター線)、

・ガンマ線

・エックス線があります


2017年12月20日

動脈硬化をチェック

①内皮細胞の働きはどうか?

(FMC検査)
●ベッドに横になり、右腕を横に伸ばして固定。
●超音波(エコー)で血管の太さを測定する。
●そのままの姿勢で5分間、腕に圧力をかける。
●血流が短時間で増えると、「血管内皮細胞」(血管の一番内側の細胞)から、一酸化窒素などが出て血管内の筋肉が働き、動脈が広がる。
●広がり具合で判断。


②内膜や中膜が厚く、硬くなっている?

(CAVI検査)
●血液の拍動が心臓から足首に伝わる速さで動脈の硬さを調べる。


③コレステロールなどが固まる(プラーク)ができ、血管が狭まっている?


(IMT検査)
●首の血管エコーで動脈壁の厚さを調べる。


④プラークが破裂し、血管が狭まり、血流が悪くなっている?

(ABI検査)
●腕を足の血圧比から血管のつまり具合を調べる。

 

(MRA検査)
●頭部や足の血管を撮影する。


2017年12月27日

割れても・・くっつくガラス

自己修復するガラス

東京大学の相田卓三教授と学術支援専門職員の柳沢佑氏らは、割れても押しつけるとくっつく特殊なガラスを開発した。

 

30秒ほどでくっつき、28℃なら1時間で元通りの強度になる。
サイエンス(電子版)に掲載。

二酸化ケイ素を主成分とする通常のガラスは割れると、分子の結びつきが切れてしまい、高温で溶かさないと修復できない。

 

開発したガラスは「ポリエーテルチオ尿素」という有機化合物でできている。

 

水素原子が硫黄や酸素といった他の原子と結びつこうとする性質を利用。

 

2017年12月18日

共感覚の日本人、ドレミの音と虹色が対応

2018年、伊藤浩介・新潟大学助教は、音や音楽を聴いて色を感じることができる「共感覚」を持つ日本人では、ドレミの7音が虹の7色に対応していることを発見した。

 

音と色の相関関係などを通じて、脳の仕組みを調べるキッカケになるとみている。
今後、外国人でも調べる予定。

 

共感覚を持つ日本人の音楽家15人を対象に、「ドレミファソラシ」の「ド」から「シ」までのそれぞれの音から感じる色を選んでもらった。

それぞれの音で平均をとると、「ドレミファソラシ」の順に、

 「赤」

 「オレンジ」 

 「黄」

 「緑」

 「水色」

 「青」

 「紫」

のグラデーションが表れ、虹の色と一致した。

「ド」や「レ」などの音を出した時よりも「ド」「レ」の文字を見せたときの方が色を感じ取るまでの時間が短かった。

「ド」の#(シャープ)と♭(フラット)は基本的に同じ音だが、「ド」の♯に感じ取る色は「ド」に近く、「レ」の♭で感じ取る色は「レ」に近かったことから、色は音そのものではなく、「ド」や「レ」などの文字と強く結びついていた。

ドレミの歌で「レはレモンのレ」や「ソは青い空」と小さい頃から歌うことが影響を与えている可能性もあるものの、「ド」の赤や「シ」の紫など説明できないものもあり、原因は不明という。

2018年01月04日

全身が激痛する(原因不明)


2017年、米国の女性歌手レディ-・ガガさんが患者であることを報告した。

日本国内で200万人の患者がいるという。

患者数は関節リウマチの約3倍いると西岡久寿樹・聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター長はいう。
線維筋痛症は欧米で1980年代から注目され、1990年に米リウマチ学会が、押すと痛みを感じる場所の数から判断する診断基準を作った。

 

(診断基準)

全身に痛みが3ヵ月以上続くケースで、
18ヶ所の基準点を指でやや強く押さえて11ヶ所以上で痛みを感じるときに『線維筋痛症』と診断する。

 

(ステージ)
Ⅰ >

診断基準18ヶ所のうち11ヶ所以上で痛みがあるが、日常生活は可能

Ⅱ >

手足の指などに痛みが広がり、不眠・不安感・うつ状態が続く

Ⅲ>

爪や髪の毛への刺激、温度、湿度変化でも激しい痛みが全身に広がる

Ⅳ>

痛みで体を自力で動かせず、ほとんど寝たきりの状態になる

Ⅴ>

激しい痛みに加え、直腸の障害、口の渇き、尿路感染なども

 

2018年01月22日

光免疫療法

「光免疫療法」
は、米国立保健研究所(NIH)の小林隆主任研究員が開発した。

2018年3月から日本で治験が始まる

光をあててガン細胞を壊す新たながん免疫療法の安全性を患者で確かめる臨床試験。

国立がん研究センター東病院で始まる。

実用化は米ベンチャー企業「アスピリアン・セラピューティクス」

治験の対象は、

放射線・抗ガン剤で治らずに再発した頭頸部がん。

米国では2015年に治験が始まり、これまでに15人中14人はガンが縮小。14人のうち7人はガンが消えたという。

2018年01月18日

停電中

9/5、今朝から台風の影響で停電

いまだに、回復しない

信号機も停電。

ガソリンスタンドも、お休み。

 

9/6.たった今15:45、回復

電気がないと何もできない。

2018年09月05日

体内浄化(デトックス)できる食材

食材でデトックスしましょう

 

①体内の有毒物質を包み込んで吸収をジャマする食材

(硫黄化合物を含む食材)


・長ネギ
・ニラ
・ニンニク
・タマネギ

 

②有害物質を無毒化するのを助ける食材
   ・・・アブラナ科の野菜


・ブロッコリー
・カリフラワー
・キャベツ
・ダイコン

 

③有害物質を体外へ出すのを促す食材
  ・・・食物繊維が多いもの
・ゴボウ
・リンゴ
・キノコ類
・海草類

 

 

2017年11月02日

体内の水分が多いのは?

脳 77%
骨髄 71%
末梢神経 66%
骨 43.9~55%
軟骨 75%
脂肪組織 15%
血液 80%
肺 83.7%
肝臓 71.5%
腎臓 79.5%
心臓 73.7%
脾臓 78.7%
(フリント著「数値で見る生物学」丸善から)

2018年08月31日

乳酸菌

乳酸菌の中には、いわゆる善玉菌と悪玉菌がいます。
有害な悪玉菌は大腸菌、ウェルシュ菌などの腐敗型細菌群です。

腐敗菌はタンパクを分解して有害物質を産生し、これらが便秘や下痢を起こすだけでなく、老化やがんにも関係します。

 

食べた食物を腐敗させることによって、毒素や発ガン物質まで作り出してしまうのです。

つまり、ガン、動脈硬化、肝臓機能障害、老化などといった好ましくない状態を促進したり、善玉菌の消化促進機能や一部のビタミン様物質の合成も阻害されてしまいます。


有用な善玉菌は、ビヒィズス菌、乳酸桿菌などの発酵型細菌群で、炭水化物を発酵させて乳酸や酢酸などを作って腸内を酸性に保ち、酸に弱い悪玉菌の増殖を抑えます。

さらに善玉菌は、一部のビタミンなどの合成や免疫システムの機能支援、栄養素の消化吸収を助けたりといった無くてはならない働きをします。

このため、
各種の乳酸菌(ビフィズス菌、アシドフィルス菌など)や乳酸菌の餌となるオリゴ糖などを摂取することを心がけることが重要になってきます。

 

フラクトオリゴ糖はビフィズス菌やアシドフィルス菌の餌ともなるのですが、悪玉菌の餌とはならないのです。

人間の体内に生息する腸内菌はほぼ100種類、重さ約1500gに上る。
見方を変えれば、人間はこれだけの菌を“飼育”しているとも言える。この集団の新旧交代は激しく、排便乾燥物の30%は菌体が占めている。

腸内菌も生き物なので、当然エサが必要である。

基本は食物の未消化成分、いわば残飯である。
これ以外に腸壁からはがれ落ちた粘膜細胞や腸管内への分泌物も腸内菌の栄養源になっている。これらのエサしだいで菌の勢力分布も違ってきて、病気の原因をつくったりする。

肉食過多の欧米人に大腸ガンが多いのは、腸内菌の影響というのが定説。


脂肪をたくさん摂取すると、消化のために必要な胆汁酸が多量に出てくる。高脂肪食を続けると、胆汁酸をエサとする腸内菌が盛んに増殖する。この菌の代謝作用によって、胆汁酸から発ガン物質が出来ることが分かっている。


高タンパク食では消化吸収しきれなかったタンパク質が腸内菌のえさになる。

タンパク質を構成するトリプトファンというアミノ酸からは、腸内菌の代謝作用で発ガン性物質のインドールが出来る。

一方、野菜・イモ・豆などの高繊維食では、発ガン性物質をつくる腸内菌の勢力は抑えられ、体に有害な腸内菌が優勢になるようだ。

代表的食物繊維のセルロースをたくさん摂取するとビタミンB群を生産する菌が増えて、ビタミン不足になりにくいという。

ニューギニアには、極端なタンパク食に適応している人たちがいる。その腸内からは、タンパク質を生産する菌が見つかっている。まるで、腸内菌が人間に食物を提供しているようだ

 

2017年11月25日

乳がん患者に朗報

6月のシカゴで世界最大の臨床腫瘍学会で発表。

既存の抗がん剤が効かなくなった乳がん患者の50%で腫瘍が縮小。

 

胃がんでは腫瘍の縮小が43%

臨床中のADCの成果。

ADC=(抗体薬物複合体

2018年08月16日

ロキソニン・・→モービック

リウマチなどに

「慢性関節リウマチや変形性関節症などの治療に使う。

リウマチなどの疼痛にはCOX2が関係している。

細胞にはシクロオキシゲナーゼ(COX1)と呼ぶ酵素が存在し、胃や腎臓の粘膜を強化する生理活性物質であるプロスタグランジンを日夜作っている。

ところが筋肉が断裂したときなど生体に異変が起きると、通常は休眠状態にあるCOX2が働き、COX2由来のプロスタグランジンが痛みの元凶となる。

1991年まで、COXに2種類あることは科学的に解明されていなかった。それ以前の消炎鎮痛剤はCOX2ばかりか、善玉のCOX1まで止めてしまい、胃腸障害の重い副作用を誘発した。

消炎鎮痛剤は

紀元前からヤナギの樹皮に含まれるサリチル酸塩類を使う療法があったが、近代に入って消炎鎮痛剤の幕を開けたのは1892年に開発された「アスピリン」。

その後、約60種類にのぼるアスピリン系鎮痛剤が登場した。だが、アスピリンは持続時間が2~3時間と短い。

さらにCOX2と同時にCOX1の働きを阻害することで胃腸障害や皮膚のかゆみを引き起こす。

そこで86年に剤形などに工夫を凝らした三共の「ロキソニン」が登場。

消炎鎮痛剤は第2世代に入る。

第2世代は患部にだけ薬効が届くようにする薬物送達システム(DDS)技術を使い、胃粘膜をあまり傷めずに発生源で痛みを止める仕組みだ。ロキソニンは消炎鎮痛剤の売り上げトップに立った。

日本ベーリンガー・インゲルハイムのモービックは、いわば第3世代。

94年に英国の学者が痛みをもたらすCOX2だけを阻害する「夢の薬剤」を理論的に提唱したことで欧米メーカーによる開発競争が始まった。

96年に独ベーリンガー・インゲルハイムが開発に成功し、米メルク、米ファルマシアが追随した。

モービックと第1世代の代表格であるノバルティスファーマの「ボルタレン」を比べると、従来弱点だった消化不良・嘔吐・腹痛などの副作用が「モービックでは統計的に有意に少ない結果が出ている」という。

国内臨床試験での副作用発現率は16.2%で、6割前後出ていた第1世代に比べ低い値がでた。

一方、効き目ではモービックは、慢性関節リウマチ・変形性関節症など、すべての効能でボルタレンと同等の改善効果があった。

 

ボルタレンは効き目でいえば、第2世代に比べて「切れ味が鋭い」という定評がある。

第2世代のロキソニンとの比較ではリウマチ・変形性関節症でモービックの改善効果が高かったという。

 

モービックは体内で炎症反応に関係するシクロオキシゲナーゼ2(COX2)と呼ばれる酵素の働きを強く抑えるのが特徴。これまでの非ステロイド系消炎鎮痛剤は、COX2と同時に他の酵素の活性も抑えていたため、副作用が出ることがあった。

 

アスピリンにはピリンという名前が入っていますが、アスピリンはピリン系ではありません。

「1960年頃までの解熱剤にはアミノピリンやスルピリンなどのピリン系と呼ばれるものが多かった。アンプル入りのかぜ薬を飲んだ後のショック死が社会問題になったのを記憶している方も多いと思う。このため、市販の薬にはピリン系か非ピリン系かを表示しなければならなくなった。


今でも発熱に医師が使用する解熱剤の多くはピリン系の[スルピリン]だし、ピリン系の内服や座薬もある。

 

ピリンとそっくりの非ステロイド抗炎症剤もよく使われる。

[アスピリン]はピリンという字があるがピリン系ではない。ただ作用はほぼ同じである。

生体内が傷ついたり感染を起こすと、発熱や組織の修復、血管を広げるなど炎症に重要な役割を持つプロスタグランジンという物質が出来る。ピリンや非ステロイド抗炎症剤、アスピリンなどは、プロスタグランジンが体内で合成されるのを抑える。だから、痛みや熱も抑える、半面、傷ついた組織の修復も遅くなり、腎臓や胃の血のめぐりが悪くなる。胃腸の粘膜が荒れやすく潰瘍が出来やすくなる。

過剰反応として、白血球など血液成分が少なくなる病気が起きやすくなるのも、ピリンや非ステロイド抗炎症剤の副作用の特徴だ。

過敏症によるショック以外に、感染が急激に悪化したり低体温、低血圧など中毒によるショック・感染の悪化による敗血症性のショックもある。

2017年12月02日

リン

リン(P)

<1>80%が骨・歯に存在。・・骨や歯の形成。

<2>酵素の構成成分。

<3>エネルギー変換酵素(ATP)の成分

<4>DNAやRNAの成分。

<5>ナトリウム・ リンは体液のpH調節に関わる緩衝系として働いている

 

(主な働き)・・・骨/神経/核酸の成分


(欠乏すると)・・骨粗鬆症、脳神経の働きが低下

 

(おすすめの食品)

ゴボウ、ニンジン、ネギ、ホウレンソウ、タマネギ、

シソ、キュウリ、パセリ、レタス、ジャガイモ

牛乳、チーズ、鶏卵

海草類、、ミカン、ウニ

 

2017年11月19日

マダニが媒介 犬から人へ

2017年10/10、徳島県の40代の男性が発症していた。

今年6月に男性の飼い犬が体調を崩し、下痢などが続いたため、動物病院を受診した。6月中旬には男性が発熱や下痢などを発症し、医療機関を受診。6月末になって犬がSFTSと診断された。

男性は1週間ほどで回復した。

男性は飼い犬に噛まれていないないが、体調を崩した犬の看病でウイルスに汚染された唾液などに触れて、感染した可能性があるという。

これまで西日本を中心に303人の患者が報告された。
死亡例はすべて50代以上という。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

マダニが介する感染症

SFTSウイルス に感染すると


①6日~2週間の潜伏期を経て、


②発熱、頭痛、筋肉痛、


③消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)、


④神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、


⑤リンパ節腫脹、


⑥呼吸器症状(咳、咽頭痛)、


⑦出血症状(紫斑、下血)

等の症状が出現し、致死率は 10%を超える 。

 

SFTSV は 3分節の 1本鎖 RNA を有するウイルスで、

クリミア・コンゴ出血熱や

リフトバレー熱、

腎症候性出血熱や

ハンタウイルス肺症候群の原因ウイルスと

同様にブニヤウイルス科に属する。

 

2017年10月11日

マグネシウム

マグネシム(Mg)は、細胞内液に2番目に多い陽イオン

(主な働き)

・・・タンパクの合成、鎮静作用


<1>神経や筋組織が正常に機能するために必要。

<2>骨形成に関与。

<3>多くの補酵素の成分となっている。

<4>マグネシウムはADPをATPに変換する際の触媒として働いている。

<5>補酵素の一部として働いている。

 

(不足すると)・・・精神不安定、心臓発作。

(おすすめの食品)

玄米、コムギ胚芽、牛乳、チーズ

ダイコン、トマト、ホウレンソウ、セロリ、レタス

海草類、アユ

ブドウ、ココア、チョコレート

 

2017年11月19日

プロドラッグ

そのままでは不活性な、もしくは明らかに活性の低い形態で投与される医薬品である。

プロドラッグは投与されると、生体による代謝作用を受けて活性代謝物へと変化し、薬効を示す。

体内で代謝されてから作用を及ぼすタイプの薬。

注射、服用、塗布等の方法により投与された薬物は、目標となる部位に至る途中で、消化管などから吸収・分解され、最終的に患部に届く量(濃度)は、少なくなってしまいます。

 

そこで消化管からの吸収を避けるために、あらかじめ、別の物質に化学構造を変えておき、体内あるいは目標部位に到達してから元の化合物に戻り、薬効効果を発揮(活性化)するように、薬剤を設計したものを「プロドラッグ」と呼びます。→リンク

 

2017年11月23日

フレイル

2014年、

高齢者の虚弱を「フレイル」(Frailty)

と日本老年医学会が提唱した。


虚弱な状態を示す概念で、高齢者が介護が必要になる手前の段階。

●加齢に伴い体の機能が低下する「身体的要因」に加え、


●認知機能の低下やウツなど「精神・心理的要因」、


●独り暮らしや閉じこもりがちになる「社会的要因」
が影響しあっている。

“フレイルに陥った高齢者を早く見つけて適切に支援すれば、要介護に進むのを防げる”
(鈴木隆雄・国立長寿医療研究センター理事長特任補佐)


衰えの兆候が見えた時に栄養を改善する指導や認知機能を改善する運動、社会的な孤立を解消する働きかけをすれば、健康に過ごす時間がのばせるという。


東大が高齢者約5万人を調査したところ、1人で黙々と運動する人は、運動はしないが囲碁や地域ボランティア活動に参加する人と比較した。

その結果、フレイルの危険は、黙々と運動するグループの方が3倍以上高かった。

黙々と運動するよりも、

ボランティア・囲碁教室に通う、など「人と人とのつながり」が運動以上にフレイル予防になる。(飯島教授)

2018年08月01日

ファックス

台風による停電で、ファックスが止まっていた

2018年09月14日

ピーナッツを食べよう

ピーナッツアレルギー

①ピーナッツオイルの塗布でアレルギー発症
  乳児湿疹を発症した(8歳男児)に
  ピーナッツオイルの入った薬剤を塗布していたら、  ピーナッツアレルギーを発症した。

 

 

②ピーナツを食べると

2015年、生後5ヶ月~11ヶ月からピーナッツを含む食品をとり続けた子供は、食べるのを避けていた子供に比べ、5歳の時点でピーナッツアレルギーを発症する率が70~86%低かった。

英のチームによる疫学調査。

研究対象
開始時点でピ-ナッツアレルギーは無いが、アトピー性皮膚炎や卵アレルギーがあり、発症するリスクの高い子供たち。

チームは「アレルギーを恐れてピーナッツの摂取を避けることには疑問がある」と指摘。

 

 

ロンドン大学キングズ・カレッジのチームは、2006~14年に英国で11ヶ月未満の約640人を、ピーナッツバターを含む食品を週に3回以上食べるグループと、食べるのを避けるグループに分けて追跡調査した。

5歳時点で発症した割合は、
 食べるグループ・・・・2~11%
 食べないグループ・・14~35%

統計的な発症リスクは、食べるグループが70~86%低いという結果になった。

 

③アレルギーは「攻撃物質」と「Tレグ」のバランス

 

皮膚からアレルギー物質が体内に入ると、攻撃物質が増えて、「Tレグ」が抑え切れなくなる。
アレルギー物質食べても、攻撃物質は増えない。

 

妊婦がひどいピーナッツと大豆アレルギーだったので、妊娠中はピーナッツと大豆を極力食べないで出産した。
生まれた子どもは、母親以上のひどいアレルギーを発症した。

 

アレルギー物質を食べると「Tレグ」が増えて、攻撃物質を抑えることで治療できる



 

2017年12月14日

ピロリ菌を除いても、やっぱり

国立がん研究センターのグループは、正常な組織に蓄積された遺伝子のごくわずかなキズなどを測り、食道ガン・胃がんなどの発症リスクを測定する方法を開発した。

研究グループは飲酒や喫煙などの生活習慣をもとに、


・発がんリスクがほぼ無い
・リスクがややある
・リスクが高い

の3グループに分けた。


それぞれ食道と胃粘膜から正常組織を採取。

 

<1>遺伝情報の1文字にあたる部分の変化(点突然変異)と


<2>遺伝子が使えなくなる目印(DNAメチル化異常)という2つの異変の蓄積量

を測定した。

 

その結果、


(食道ガン)
発がんリスクが高くなるほど、両方の蓄積量が増加した。


(胃がん)
リスクが高くなるほどDNAメチル化異常の蓄積量が増えていた。

2018年01月30日

パーキンソン病を血中のカフェイン量で診断

2018年、順天堂のチーム。
血液中のカフェイン濃度を調べてパーキンソン病を診断する手法を発見。

パーキンソン病の患者はコーヒーなどに含まれるカフェインを小腸から吸収する力が弱いため血中濃度が低く、発症につながっている可能性があるという。

研究チームの服部信孝・順天堂大学教授は、

 

“皮膚からカフェインを吸収させて血中のカフェイン量を増やせば、発症を予防したり、進行を遅らせることができるかもしれない”と語る。

チームは、コーヒーなどのカフェインにパーキンソン病の発症予防効果があるとした報告に着目。

患者108人と健康な人31人から血液を採取し、カフェイン濃度を比較した。

 

その結果、摂取するカフェイン量はほぼ同じでも、患者の血中濃度は健康な人の1/3だった。

さらに、9種類の関連物質の濃度も患者は低く、これらを調べて。発症初期でも診断できると確認。

 

カフェインには脳の神経細胞を保護する作用があり、小腸からの吸収力が低い人は神経が傷つきやすいとみられる。

パーキンソン病は、脳の特定の神経細胞が減り、手足のふるえなどの症状が出る。
通常、症状や画像から診断するが発症初期は判定が難しい。

2018年01月04日

ネコ(猫)がインフルエンザに

ニューヨークで2016年12月から、保護施設にいたネコの間にセキや鼻水などの症状が流行した。

治療に当たった獣医師も感染した。


これまでネコに特有のウイスルが知られていない。

大流行は初めてだった。

詳しく調べた結果、H7N2型の鳥インフルエンザウイルスから変化したネコインフルエンザウイルスが検出された。

2017年12月27日

ナノ粒子で細菌を検出

2017年、上智大学の早下隆士教授と橋本剛准教授らのグループが東京農工大学と共同で開発した。

 

ナノ粒子の表面にボロン酸をつけ、特定の種類とだけ結合できるようにした。

ボロン酸は糖に結合する性質がある。

グラム陽性菌の表面には糖がつながった糖鎖があり、ナノ粒子と結合する。

結合すると凝集して沈殿する。

グラム陰性菌の溶液に入れても沈殿はできない。

グラム陽性菌の「黄色ブドウ球菌」の溶液にナノ粒子を入れて、容器を1分間振ると、沈殿が肉眼で確認できた。


2017年12月06日

ナトリウム

 

ナトリウムは

①細胞外液に最も多い陽イオン。
②骨にも存在。


(主な働き)

・浸透圧の調節、

・酸・アルカリの調節


<1>ナトリウム・ リンは体液のpH調節に関わる緩衝系として働いている。

<2>ナトリウムは体液の浸透圧の調節に関係している

<3>ニューロンと筋細胞の活動電位の発生と伝導に必要。

<4>ナトリウムは、他のイオンとともに神経インパルスの発生に関係している。


(欠乏すると)

・・・低血圧、労働意欲低下、疲労


(おすすめの食品)

キャベツ・トマト・ホウレンソウ・レタス・海草

塩・醤油・調理した食事

 


2017年11月19日

デジタルID

2018年、WFP(世界食糧計画)は
虹彩認証とブロックチェーンを使った食糧支援システムを本格稼働させた。


(デジタルID)
虹彩認証によるID登録とブロックチェーンの情報が結ぶついて生れる新種のID。


ヨルダンのシリア難民キャンプ内にあるスーパーでは、現金のやり取りは一切ない。

2018年08月28日

スーパーラット

殺鼠剤(ワーファリン)をいくら使ってもなかなか死なないスーパーラットが急増している。

スーパーラットはペストを始め、ウイルスや細菌、毒素といった様々な病原体を持っている。

 

米国や南米諸国では尿や唾液が傷口から入り、致死率約60%の感染症「ハンタウイルス肺症候群」に罹ることもある。

国内で使われている殺鼠剤の主成分は血液を固まりにくくする「ワルファリン」だ。→リンク

ワルファリンを連続摂取させると、血液が勢いよく流れて血管がもろくなり、内臓や皮下などで血が出やすくなって出血死する。

欧米ではスーパーラット向けに毒性がより強い「第二世代薬剤」が使われている。


第二世代で日本で医薬部外品の認可を受けているのは「ジファチアロール」。

第二世代でも効かないスーパーラットが欧米で確認されている。

 

2017年11月23日

シミやシワ、たるみの原因

☆肌のコラーゲンが糖化し、AGEが増えると、茶色いシミやシワ、たるみの原因になる。

☆骨のコラーゲンが糖化すると、骨粗鬆症になる

☆目の水晶体にあるクリスタリンが糖化すると、白内障になるリスクがUPする


①糖化とは
糖とタンパク質が結びついて熱が加わった時に起きる現象。茶褐色の物質.悪玉物質。

②老化の原因の1つに糖化という生体反応がある。

 

③人間の体内に限らず、食品の調理でも起きる

 

 

AGE(エージーイー)は、

生野菜や刺身などの生ものに少なく、とんかつや唐揚げなど油で高温調理した動物性脂肪食品に特に多く含まれる。

油を使うとき
焼いたり揚げたりする前に、レモン汁やワインビネガーなどで肉を1時間マリネすると良い


高血糖状態が長く続くほど糖化が進む。
やがて体内のタンパク質は、“糖まみれになって劣化し、AGEという悪玉物質に変わってしまう”
(山岸昌一・久留米大学医学部教授)

 

糖化ヘモグロビン
=HbA1c=赤血球が糖化したもの

 

2017年10月21日

コレステロール

①細胞膜の強度を保つ

②内臓機能を保持するステロイドホルモンの材料

③脂肪を腸内で分解・吸収する胆汁酸の原料

④細胞はコレステロールなしには作れない

⑤生体が必要とするコレステロールはかなり多く、食物から摂れる量では半分にも満たない。

不足分は肝臓で作られている。
そして、このコレステロールを作る過程で活性酸素が発生する


⑥小腸から吸収される他、肝臓で合成される

⑦種々のステロイド、特に胆汁酸、性ホルモン、副腎皮質ホルモンの前駆体として重要。

⑧血液中のコレステロールは、
☆水になじむ「リン脂質」や、
☆タンパク質にくるまれた「リポタンパク」の形で存在している

 

コレステロールは血液中で中性脂肪やリン脂質、タンパク質とくっついた 『脂質』の中に含まれている。

動脈硬化の原因として悪者の代名詞のように言われ、そう思っている人も多いが、実は生命の維持に不可欠な物質である。

まず、リン脂質と共に細胞の膜や細胞内の膜構造を構成する重要な成分である。

神経はこのような膜が長い線維を形作って出来ている。

新生児が最初に飲む母乳にはコレステロールがたっぷり含まれ、神経の発達に欠かせない。又、コレステロールは副腎で皮質ホルモンや性ホルモン、ビタミンD、胆汁酸などの原料ともなる。

血中のコレステロールが減ると

血管や組織がもろくなり、[脳出血]が起こりやすく、[免疫力]も衰えたりする。
しかし、過剰になると、血管壁などにコレステロールの結晶などが析出して[動脈硬化]や[胆石]の原因になる。

動脈硬化との関連が深いのは、タンパク質が少ない「LDLコレステロール]と呼ばれる脂質である。

 

人の体内に存在するコレステロールのうち、食事由来は約1/3。残りは体内で合成される。

コレステロール値の高い人がコレステロールが少ない食事をと思って炭水化物をたくさん摂取すると、余分な炭水化物からもコレステロールが出来るので意味がない。

2017年11月22日

コオロギ

2017年、スイスの大手スーパー「コープ」が昆虫を材料に使った

  「虫バーガー」

  「虫ミートボール」

の販売を始めた。

スイスは5月に、一定の条件下で虫を食用に利用することを認める食品安全法を改正。

改正法では、

 ①ゴミムシダマシの幼虫と

 ②コオロギ、

 ③バッタ

の3種類を食用に使用することを許可。

 

4世代にわたって厳しい管理の下で飼育され、人間が食べても安全と確認された場合に限って認める。

一方、米国で食用昆虫の市場が活性化しつつある。

コオロギは食肉に比べて成長が早く、タンパク質を摂取するコストは圧倒的に低い。

養殖コオロギはオハイオ州でコオロギ農場を開設。

コオロギ粉末の入った小麦粉やシリアル、クッキーなどの販売が伸びている


ラスベガスの土産として、昆虫(姿のまま)入りのチョコレートをもらったことを思い出した・

 

2017年11月26日

ゲーム障害

WHOの「国際疾病分類」に加える?

 

オンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎにより日常生活が困難になる症状を新たな疾病として定義して、「国際疾病分類」に加える見通しだという。

 

WHO報道官によれば、

(特徴)

①ゲームをしたい衝動が抑えられなくなり、

②日常生活など他のことより優先、

③健康を損なうなど問題が起きてもゲームを続けてしまう

 

こうした症状が12ヶ月続き、

家族や社会、学習、仕事に重大な支障が起きている場合、

ゲーム障害として診断できると説明。

 

2018年01月06日

ゲノム医療で先進医療

保険適用を申請

国立がん研究センター中央病院はガン患者の遺伝情報をもとに最適な治療を選ぶ「がんゲノム医療」について、2018年1月にも一部で保険がきく先進医療に申請する。

がんに関連した遺伝子の変異を調べる検査は数十万円かかるため。保険適用が普及のカギを握っている。

がんゲノム医療で先進医療に申請するのは日本で初めて。

ガンは正常な細胞の遺伝子が傷つき変異することで発症する。

ガンゲノム医療は遺伝子解析でどの遺伝子に変異があるかをと特定し、それに合った薬や治療法を選ぶ。


申請するのは117種類のガン関連遺伝子を一度に調べて原因となった変異を突き止める検査。

2017年12月22日

キズを治す・・シモンコライト

皮膚のキズをなおす粉末。
発見したのは山本修・山形大学教授。

半導体である酸化亜鉛粉末を製造する過程で生じる粉末。

傷口を覆う治療用被覆剤に比べ、癒着も起きず深いキズでも早く正常な皮膚が再生することを動物実験で確認した。

シモンコライトが、亜鉛イオンを徐々に放出してタンパク質分解酵素を活性化させ、新たな血管をつくりだし皮膚を再生させることをラットで確認した。

毛を包む毛包という器官もでき、実際に体毛も生えた。

シモンコライトのpHは、生体とほぼ同じ。

水に溶かすと軟膏状になるため使いやすい。

 

2017年10月16日

ガン治療薬・・・3つのタイプ

①抗がん剤


②ガン細胞を狙い撃ちする分子標的薬


③異物を排除する免疫機能を生かすがん免疫薬・・・2つある。

 

(1)免疫チェックポイント阻害療法

作用の仕方から免疫チェックポイント阻害剤と呼ばれる。

「オプジーボ」

「キイトルーダ」がある。

通常、ガン細胞はT細胞に対し自分を攻撃しないようにブレーキをかけている。そのブレーキを外すことで免疫を強める。


(2)2018年治験開始の、大日本住友製薬の新薬候補

免疫細胞の司令塔である樹状細胞を活発にさせる。

細菌やウイルスが体内に侵入した際、感知センサーとして働く分子「トルサイクルレセプター」がある。

樹状細胞に発現するトルサイクルレセプターを新薬候補によって刺激すると、樹状細胞からT細胞への攻撃命令が強化される。


2018年03月22日

ガン治療のくすり

<1>BRM療法

  ①丸山ワクチン

  ②BCG


<2>サイトカイン療法

   ③ILー2

   ④IFN-α


<3>養子免疫療法

   ⑤LAK

   ⑥NK


<4>がん・ワクチン療法・抗体療法

   ⑦ペプチドワクチン


<5>免疫チェックポイント阻害療法

   ⑧抗CTLA-4抗体 (ヤーボイ)

   ⑨抗PD-1抗体


<6>遺伝子改変T細胞移入療法

   ⑩CAR-T細胞

 

 

 

 

2018年01月25日

ガンを遺伝子の変異から治す

 

 

従来の抗ガン
・臓器に応じた抗ガン剤を使用

 

がんゲノム医療


●臓器ではなく、遺伝子の変異に応じた抗ガン剤を使用。

●国立がん研究センター中央病院が「先進医療」に申請。

●2019年保険適用を目指す。

●再発や病状の進行などで標準治療を受けられない患者が対象。

●生まれつき持つ遺伝性の変異から、がん予防のため乳房と卵巣を切除した米女優がいる

 

がんゲノム医療のながれ

①がん細胞を採取

②次世代シークエンサーで遺伝子を解析

③遺伝子変異を特定

④最適な治療を提案

 

2017年12月26日

カーティ

CAR-T療法(免疫細胞療法)

血液ガンに有効

2017年、米国で承認された「遺伝子改変T細胞療法」
血液ガンの一種を対象にした治験では1回の点滴で7~9割の患者で体内からガン細胞が無くなった。
効果が高いのはヒトが本来持っている免疫の仕組みを利用するため。

T細胞は免疫細胞の一種で、ウイルスに感染した細胞などを異物として認識、異物が無くなるまで徹底的に攻撃し続ける。
しかし、ガン細胞はウイルスと違って、自分の細胞がガン化してできるため、異物として認識しにくかった。

米セント・ジュード小児研究所のダリオ・カンバーナさんと今井千速さんらは、遺伝子改変技術を使ってガン細胞を異物として認識するCAR-T細胞を開発した。


T細胞の表面にガン細胞にくっつく抗体というタンパク質をくっつけ、抗体の裏側に異物を知らせるタンパク質と攻撃を仕掛ける命令を送るタンパク質をつないだ。

この細胞を臨床応用したのが、C・H・ジューン米ペンシルベニア大学教授。


点滴で患者の血管に入れると血液の中を駆け巡り、ガン細胞を発見すると体内からガンが無くなるまで、攻撃し続ける。

 

ただ、
今回承認されたCAR-T細胞は、ガン細胞とB細胞の両方を攻撃してしまう。
そのため、患者はB細胞を分泌する物質を点滴で補充する必要がある。

CAR-T細胞が体内にある限りB細胞の補充は数年続く。

CAR-T細胞はT細胞に3種類の遺伝子を導入し、特殊な培養技術を用いる。

 

2017年12月08日

カルシウムパラドックス

血液中のカルシウムは心臓や脳を動かします

人間の体を構成する60兆個の細胞はカルシウムの出す情報によって各々の役割を果たしています。

カルシウムが無いと、生命を維持することができません



カルシウムが不足すると、・・・
(→骨を溶かして補充します)

心臓を止めないように生命維持の仕組みが働いて、副甲状腺ホルモンが分泌されます。

そして、骨を溶かして、血液中にカルシウムを補給します

これは骨粗鬆症の原因となるばかりでなく、細胞のカルシウムチャネルを開けて細胞内へ余分なカルシウムを侵入させます

それによって細胞の正常な機能が損なわれ、病気や老化が進行します



骨から溶け出たカルシウムが

①すい臓の細胞に入ると、インスリンの分泌が低下して糖尿病に

②血管壁に入ると動脈硬化・高血圧に、

③脳に入ると認知症になるなど、多くの生活習慣病の原因になります


これらは、いずれもカルシウム不足・・


(口から摂取するカルシウムの不足)によって、骨から大量にカルシウムが溶かし出され、それが細胞の正常な働きを阻害させるために引き起こされるものです。

これをカルシウムパラドックスといいます

2017年11月22日

カルシウムも大切

①体内で最も多いミネラルでリンと結合して存在する。

②約99%が骨と歯に貯蔵されている。

③食事からカルシウムを吸収するためにはカルシトリオール(活性型ビタミンD)が必要。


(主な働き)

・・・骨/歯/神経/筋肉の働きを調節

 

<1>血液凝固
<2>正常な神経筋活動・神経伝達物質の合成と放出。
<3>エンドサイトーシスやエクソサイトーシス。
<4>細胞の運動性
<5>細胞分裂前の染色体の移動。
<6>補酵素の一部として働いている。

 

(欠乏すると)・・・骨粗鬆症、不眠、過敏、頻脈。

 

(おすすめの食品)

牛乳・卵黄・貝類・緑黄色野菜

カブ・キャベツ・ニンジン・トマト・エリンギ・

ホウレンソウ・白菜・シソ・パセリ・レタス・大豆

イチジク・スモモ・バナナ・ブドウ・ミカン・ゴマ

アユ・イワシ・カレイ・海草

 



2017年11月19日

オーラルフレイル

全身の衰えのサインとなる・・・

①噛む力が低下
②食欲の低下
③低栄養(筋力低下)
④要介護リスクが増大。


(症状)


・歯や舌の機能が衰えていく
・食べこぼし
・飲み物でむせることが増えた
・滑舌が悪いと言われる
・会話で「え?」と聞き返されることが増えた
・やわらいものを選びがちになった
・かめない食べ物が増えた気がする

(対策)

 

○食事の際は、意識してかたいものを食べる
○なるべく奥歯で噛む
○口を動かす機会を増やす(ex、カラオケ)

栄養療法

2018年01月10日

エビとコレステロール

エビがコレステロールを減らす

3つの成分:

「タウリン」「キチン」「アスタキサンチン」

 

①タウリン

胆汁酸を分泌させ、余分なコレステロールを大腸に送るのがタウリン

*肝臓で胆汁酸の分泌を促進する。胆汁酸にはコレステロールを大腸に排泄させて、肝臓内のコレステロール値を一定にする働きがあり、胃から小腸に運ばれてきたコレステロールが血液に吸収されるのを阻害する

 

②キチン

大腸の蠕動運動を促進し、そのコレステロールを体外に排泄するのがキチン

*大腸に運ばれてきた、過剰なコレステロールを便として体外に素早く排泄されるよう、大腸の蠕動運動を促進する。また、腸内における内容物の滞留時間を短縮するので、腸内細菌の繁殖などを防ぐ働きがある

 

③アスタキサンチン

血液中の余分なコレステロールを除去するのが
アスタキサンチン

*アスタキサンチンは活性酸素を抑制するスカベンジャーの役割を果たす。血中において悪玉コレステロールが活性酸素によって酸化され、血管壁に付着するのを防ぎ、さらに血管壁に付着してしまった悪玉コレステロールを取り除く。

 

 

2018年10月04日

エネルギーを貯める・3カ所で

人体には3つのエネルギー貯蔵庫がある

 

食事由来のグルコースと脂肪酸はそれぞれグリコーゲンと中性脂肪(トリグリセリド)に合成され、いったん、体内に貯蔵される。
そして、需要に応じて、再びグルコースと脂肪酸に分解され、エネルギー源として使われる。

(優先順位)
食後に血糖値が上昇すると、まず肝グリコーゲンと筋グリコーゲンが補充される。
その後、余ったエネルギーは脂肪組織に蓄えられる。

①肝グリコーゲン


*肝臓のグリコーゲン含量は最大で約100g(エネルギー量では400 Kcal)

*血糖値を維持する働きがある。
食間の血糖値の低下に拮抗して徐々に分解され、血中にグルコースを供給する。

*1日の絶食で
肝グリコーゲンは枯渇し、それ以降は肝臓はアミノ酸から糖新生を使ってグルコースをまかなう。

②筋グリコーゲン


*骨格筋のグリコーゲン含量は個人差があり、良く運動する人ほど多く蓄えることができる。

*成人♂の平均約400g(エネルギー量にして1600Kcal)

*運動時に分解され、乳酸に代謝される。

*筋はグルコース-6-ホスファターゼを持たないため、血中にグルコースを放出できない。

③体脂肪


*体重60kg、体脂肪率20%の人は12kgの体脂肪を持っている。
そのエネルギー量は約10万Kcalに相当する巨大な貯蔵庫である。


*飢餓状態になると、アドレナリンの働きで中性脂肪が分解され、血中に脂肪酸が供給される。

 

2018年08月12日

ウイルスをスマホで撮影して検出

東京大学の野地博行教授と皆川慶嘉研究員は

スマホを使って感染症の原因となるウイルスを高感度で検出する技術を開発。

 

唾液を含む検査用チップをスマホのカメラで撮影し、インフルエンザなどのウイルスの有無を光らせて見分ける。

 

抗体を使う既存の検査法と比べ、約10倍の感度で検出できた。

約15分で結果が分かる。

 

 

 

 

2018年03月26日

インスリンの分泌をうながすニオイ物質

血糖値を下げるインスリンの分泌が、特定のニオイ物質に反応して、活発化することを東北大学のチームが突き止めた。

 

東北大学の山田哲也准教授らの成果。

 

すい臓でインスリンを分泌する細胞に、鼻の神経である「嗅覚受容体15」が存在することを発見。

 

この受容体(嗅覚受容体15)が、ココナッツなどに含まれる物質「オクタン酸」を感知すると、インスリンの分泌をうながすことが分かった。

 

マウスにオクタン酸を経口投与する実験

この反応は血糖値が高い時にのみ表れる結果がでた。

 

2018年01月29日

アルツハイマー病に3剤(既存薬)併用で効果

2017年、

京都大学の井上治久教授らはiPS細胞を活用してアルツハイマー病の患者の細胞を再現し、発症原因とされる物質を減らす3種類の薬の組み合わせを見つけた。

3つの薬は、それぞれ別の病気で使われている既存薬。

成果は米科学誌セル・リポーツに11/22掲載。

研究チームは、アルツハイマー病患者からiPS細胞を作製。脳の神経細胞に育てた。

その神経細胞はアミロイドベータ量が多いという患者の病態を再現していた。

 

アミロイドベータを減らす効果がある既存薬を1258種類から調べた。

その結果、

①パーキンソン病などの薬:「ブロモクリプチン」
②ぜんそくの薬:「クロモリン」
③テンカンの薬:「トピラマート」
の組み合わせが最も効果があった。

 

アミロイドベータの蓄積量を30~40%低減できた。

2017年11月22日

アスリートパラドックス

以下の場合に、

筋肉の質が低下し(脂肪筋)、

インスリンの働きが低下する

①体力の低下

②活動量が低下

③脂質の多い食事

④脂肪肝

⑤GPT値が異常を示す

 

 

脂肪筋は筋肉の細胞の中に脂肪が過剰に溜まった状態。

脂肪筋は運動の効果が表れやすく、内臓脂肪や皮下脂肪より早く減る。

通常は、脂肪は皮下や内臓などの脂肪組織に蓄積される。
筋肉や肝臓など別の場所にたまるのを「異所性脂肪」と呼ばれ、毒性を発揮し、インスリンの働きを阻害する。

ところが、長距離ランナーにも脂肪筋が多いが、持続的な運動で脂肪の質が変わり、毒性を発揮しにくい

(アスリートパラドックス)という。

 

 

 

 

2018年01月30日

つつがなくお暮らしのことと思います

かっては手紙の冒頭に「つつがなくお暮らしのことと」という具合に日々心配された病気だったが、現在はあまり話題にならない。

ツツガムシはケダニの幼虫でリケッチアを保有(すべてとは限らない)、北海道と沖縄を除く全国にいる。

どちらか言うと、高い山より、比較的低い草原などにいて四季を通じて発症している。


刺されると10日ほどの潜伏期間があり、やがて
  40度近い熱が出て、
  頭痛・筋肉痛などの症状になる。
そして全身に淡紅色の斑点が多数出来る。

 

607年、
第33代の推古天皇(554~628)と聖徳太子(574~622)は、随の時代であった中国大陸に遣隋使として小野妹子を遣わした。

そのときの国書の一節に

“日出処天子致書日没処天子無恙乎”

(日出ずる処の天子、書を日の没する処の天子に致す、恙なきや)

恙とは、病気や災いのような意味でも使われるが、もともとはツツガムシ(恙虫)による害のこと。

2017年10月13日

すっぽん

店頭で粉末にしています

すっぽんの民間療法

○息切れ:
生血or生胆嚢を飲む。
「スッポン・ヘビ」黒焼き末を、各等分に混ぜて飲む。

○胃腸虚弱:
生血or生胆嚢を飲む。
肉を一晩(酒浸)し、黒焼き末にし飲む。
「スッポン・ヘビ」黒焼き末を、各等分に混ぜて飲む。

○下血:
肉を塩漬けし焼いて食べる。

○下痢:
肉を塩漬けし焼いて食べる。

○痔:
頭の黒焼き末をゴマ油で練り固めて団子に作り、肛門に挿入(著効)。
肉を味噌煮にして食べる。
全体の黒焼き末を飲む。

○自律神経失調症:
全体を蒸し焼きにして作末して飲む。

○心臓病:
生血or生胆嚢を飲む。

○赤痢:
肉を塩漬けし焼いて食べる。

○痢疾のあと脱肛したのを治す。
「普通食べる様に煮て、生姜と砂糖を少し入れて作羹して食べる。」

○湿痺に。
「肉に五味を合え、汁をつくって食べる。」

○せき:
「スッポン・ヘビ」黒焼き末を、各等分に混ぜて飲む。

○痩せを治し、肥らせる。
「肉で汁を作り、甲を焼いて酒で服用。」

○脱肛に。
「頭を(炙)末して米飲で調下する。」
頭の黒焼き末をゴマ油で練り固めて団子に作り、肛門に挿入(著効)。
肉を味噌煮にして食べる。
肉を塩漬けし、焼いて食べる。
甲羅を酢に浸け乾燥し作末して塗布する。

○動悸:
生血or生胆嚢を飲む。

○肺結核:
生血or生胆嚢を飲む。
肉を一晩(酒浸)し、黒焼き末にし飲む。

○冷え症:
全体を蒸し焼きにして作末して飲む。

○疲労回復:
全体を蒸し焼きにして作末して飲む。

○貧血:
生血or生胆嚢を飲む。

○骨熱を治す。

○瘰癧:
肉を味噌煮にして食べる。

○肋膜炎:
肉を味噌煮にして食べる。
生血or生胆嚢を飲む。
全体の黒焼き末を飲む。
「スッポン・ヘビ」黒焼き末を、各等分に混ぜて飲む。 



 

 

すっぽん全体を蒸し焼きにすると
①強壮作用
②強精作用
③抗ガン作用があり、

◎すっぽん甲羅の薬効:
①肝臓病
②月経過多
③産後の発熱
④小児の貧血
⑤肺結核
⑥発熱
⑦ひきつけ
⑧閉経
   

◎すっぽんの薬効:
①陰部(陰茎)のできもの
②産後の子宮下垂
③脱肛
   

◎すっぽんの薬効:
①過労
②月経過多症
③血液の浄化作用
④腫瘍
⑤肺結核による発熱
⑥貧血
⑦慢性下痢
⑧慢性のマラリア
⑨腰痛

 

◎すっぽん血液の薬効:

①顔面神経麻痺
②結核
③産後の発熱
④脱肛
   

◎すっぽんの薬効:

①虚弱体質
②小児の下痢
③慢性下痢

2018年08月29日

iPS細胞でミニ肝臓

2017年、横浜市立大学の武部貴則准教授と谷口英樹教授らは、ヒトのiPS細胞から肝臓の機能を持った小さな組織「ミニ肝臓」を大量に作る手法を開発した。

約2万個のミニ肝臓を1枚の容器の中で作製できる。

ヘリオス、クラレ、味の素との共同研究。

セル・リポーツ12/6掲載。

研究チームは、ミニ肝臓に必要な3種類の細胞を一緒に培養し、iPS細胞から効率よく作る手法を開発。

重症の肝不全のネズミに移植すると、生存率が改善した。

肝臓機能の異常でアンモニアが分解できない先天性の病気で臨床を目指す。

 

2017年12月06日

iPS細胞でパーキンソン病

京都大学が治験を始める

PMDA(医薬品医療機器総合機構)に提出した治験計画が7/24に承認された。

京大によると、移植に使うiPS細胞は患者の細胞からつくるのではなく、京大iPS細胞研究所があらかじめ第三者の細胞からつくったものを使う。

ドーパミンを産生する神経のもととなる細胞をつくり、手術で患者の頭部に開けた直径12㍉の穴から、特殊な注射針を使って脳に移植する。

500万個の細胞を注射する。

2018年07月31日

8時間眠れないと・・不眠?

多くの方が1日に6時間~8時間まとまって睡眠にあてるのが健康的と思うかもしれないが、まとまって眠る習慣を獲得したのは産業革命以後のことのようです。

バ-ジニア工科大学の歴史学者ロジャー・エカーク教授は、昔の人たちの睡眠スタイルを英国に残る歴史的文献から調べた。

睡眠スタイルは産業革命の前後で変化していた。

産業革命以前の睡眠は、夜中に1~2時間の「中途覚醒」をはさんで、3時間前後ずつ眠っていた

 

不眠症の判定尺度

 

2017年12月18日

75%の蜂蜜にネオニコチノイド系農薬

2017年、スイスのチームがサイエンスに報告。

世界各地のハチミツの75%に、ミツバチの大量死との関連が指摘されているネオニコチノイド系農薬が含まれているという。

研究チームは、日本を含むアジア、北米、南米、欧州、オセアニア、アフリカの各地から198の蜂蜜サンプを集めた。

世界で広く使われているネオニコチノイド系農薬5種類がどれくらい含まれているかを分析した。

2017年10月12日

2剤併用で肝がんに効果あり

2018年、近畿大学の工藤正俊教授らが、米国臨床腫瘍学会で発表。

「TACE」と「ソラフェニブ」を併用する手法

 

「TACE」
=冠動脈化学塞栓療法。
=がんを兵糧攻めにする。

 

「ソラフェニブ」
=分子標的薬。
=血管新生を促すたんぱく質の働きを抑える

近畿大学など全国32の医療機関と2010~17年、

中等度の肝臓ガン患者80人にTACEとソラフェニブの併用を実施。

その結果、がんが大きくならない期間が25.2ヶ月。

 

TACEのみの治療(76人)では13.5ヶ月だった。

2018年01月18日