正常な細胞を傷つけない・・抗がん治療

ホウ素中性子捕捉治療法(BNCT)


(手順)
<1>ガン患者にホウ素薬剤を注射する
<2>ガン細胞にホウ素が集まる
<3>人体には害が少ないタイプの中性子を体外から照射する。
<4>ガン細胞内にあるホウ素と中性子がぶつかり、アルファ線とリチウム粒子が発生する。
<5>ガン細胞がアルファ線とリチウム粒子で破壊される。

BNCTはガン細胞が取り込みやすいホウ素化合物をあらかじめ投与し、放射線の一種である中性子線を発生させて、対外から患者に照射する。

BNCTはガン細胞を破壊するアルファ線とリチウム粒子をガン細胞の内部で作りだすことに最大の特徴がある。

ガン細胞だけを破壊するため、周囲の正常細胞に影響を与えない。

 

再発ガンにも照射できる

 

 

 

 

2017年12月18日