呼吸音は4種類の音が混じってできている
呼吸音は人によって異なり、正確な評価には十分な訓練が必要だった。
手術中には呼吸状態が急激に変化する危険性が高く、継続的な呼吸音を詳細に評価するシステムが求められていた。
胸に貼り付けたセンサーで呼吸音をモニタリングする。
AIで機械学習させたアルゴリズムを使って音の長さ、周波数、強度などからその場で音の種類を判別する。
呼吸音を可視化することで異変に気づきやすくなる。
2017年、広島大学の大下慎一郎准教授は、東京電機大学やパイオニア、日本光電と共同でシステムを開発した。