アスリートパラドックス
以下の場合に、
筋肉の質が低下し(脂肪筋)、
インスリンの働きが低下する
①体力の低下
②活動量が低下
③脂質の多い食事
④脂肪肝
⑤GPT値が異常を示す
脂肪筋は筋肉の細胞の中に脂肪が過剰に溜まった状態。
脂肪筋は運動の効果が表れやすく、内臓脂肪や皮下脂肪より早く減る。
通常は、脂肪は皮下や内臓などの脂肪組織に蓄積される。
筋肉や肝臓など別の場所にたまるのを「異所性脂肪」と呼ばれ、毒性を発揮し、インスリンの働きを阻害する。
ところが、長距離ランナーにも脂肪筋が多いが、持続的な運動で脂肪の質が変わり、毒性を発揮しにくい
(アスリートパラドックス)という。