エビとコレステロール
エビがコレステロールを減らす
3つの成分:
「タウリン」「キチン」「アスタキサンチン」
①タウリン
胆汁酸を分泌させ、余分なコレステロールを大腸に送るのがタウリン
*肝臓で胆汁酸の分泌を促進する。胆汁酸にはコレステロールを大腸に排泄させて、肝臓内のコレステロール値を一定にする働きがあり、胃から小腸に運ばれてきたコレステロールが血液に吸収されるのを阻害する
②キチン
大腸の蠕動運動を促進し、そのコレステロールを体外に排泄するのがキチン
*大腸に運ばれてきた、過剰なコレステロールを便として体外に素早く排泄されるよう、大腸の蠕動運動を促進する。また、腸内における内容物の滞留時間を短縮するので、腸内細菌の繁殖などを防ぐ働きがある
③アスタキサンチン
血液中の余分なコレステロールを除去するのが
アスタキサンチン
*アスタキサンチンは活性酸素を抑制するスカベンジャーの役割を果たす。血中において悪玉コレステロールが活性酸素によって酸化され、血管壁に付着するのを防ぎ、さらに血管壁に付着してしまった悪玉コレステロールを取り除く。