ピーナッツを食べよう
ピーナッツアレルギー
①ピーナッツオイルの塗布でアレルギー発症
乳児湿疹を発症した(8歳男児)に
ピーナッツオイルの入った薬剤を塗布していたら、 ピーナッツアレルギーを発症した。
②ピーナツを食べると
2015年、生後5ヶ月~11ヶ月からピーナッツを含む食品をとり続けた子供は、食べるのを避けていた子供に比べ、5歳の時点でピーナッツアレルギーを発症する率が70~86%低かった。
英のチームによる疫学調査。
研究対象
開始時点でピ-ナッツアレルギーは無いが、アトピー性皮膚炎や卵アレルギーがあり、発症するリスクの高い子供たち。
チームは「アレルギーを恐れてピーナッツの摂取を避けることには疑問がある」と指摘。
ロンドン大学キングズ・カレッジのチームは、2006~14年に英国で11ヶ月未満の約640人を、ピーナッツバターを含む食品を週に3回以上食べるグループと、食べるのを避けるグループに分けて追跡調査した。
5歳時点で発症した割合は、
食べるグループ・・・・2~11%
食べないグループ・・14~35%
統計的な発症リスクは、食べるグループが70~86%低いという結果になった。
③アレルギーは「攻撃物質」と「Tレグ」のバランス
皮膚からアレルギー物質が体内に入ると、攻撃物質が増えて、「Tレグ」が抑え切れなくなる。
アレルギー物質食べても、攻撃物質は増えない。
妊婦がひどいピーナッツと大豆アレルギーだったので、妊娠中はピーナッツと大豆を極力食べないで出産した。
生まれた子どもは、母親以上のひどいアレルギーを発症した。
アレルギー物質を食べると「Tレグ」が増えて、攻撃物質を抑えることで治療できる