アルツハイマー遺伝子変異(日本人)

国立長寿疾病研究センター

日本人のアルツハイマー病の遺伝子変異を発見

アルツハイマー病は生活習慣や遺伝的要因で発症するとかんがえられている。

これまで白人での発症に関わる遺伝子変異は見つかっていた。この変異を持つ日本人はほとんどいなかった。

研究グループは、すでに病気と関係があることが知られている遺伝子を持っていないのに発症した患者200人のゲノムを解析。

遺伝子変異を7種類に絞り込み、さらに、患者と患者でない人計21000人のゲノムを調べ、7種類のうち、免疫反応を活性化させる「SHARPIN」という遺伝子の変異が発症と関連が深いことを確認。

変異がある人は、ない人より6倍、アルツハイマー病になりやすかった。

 

2019年06月20日