インスリンの分泌をうながすニオイ物質

血糖値を下げるインスリンの分泌が、特定のニオイ物質に反応して、活発化することを東北大学のチームが突き止めた。

 

東北大学の山田哲也准教授らの成果。

 

すい臓でインスリンを分泌する細胞に、鼻の神経である「嗅覚受容体15」が存在することを発見。

 

この受容体(嗅覚受容体15)が、ココナッツなどに含まれる物質「オクタン酸」を感知すると、インスリンの分泌をうながすことが分かった。

 

マウスにオクタン酸を経口投与する実験

この反応は血糖値が高い時にのみ表れる結果がでた。

 

2018年01月29日