2剤併用で肝がんに効果あり

2018年、近畿大学の工藤正俊教授らが、米国臨床腫瘍学会で発表。

「TACE」と「ソラフェニブ」を併用する手法

 

「TACE」
=冠動脈化学塞栓療法。
=がんを兵糧攻めにする。

 

「ソラフェニブ」
=分子標的薬。
=血管新生を促すたんぱく質の働きを抑える

近畿大学など全国32の医療機関と2010~17年、

中等度の肝臓ガン患者80人にTACEとソラフェニブの併用を実施。

その結果、がんが大きくならない期間が25.2ヶ月。

 

TACEのみの治療(76人)では13.5ヶ月だった。

2018年01月18日