スーパーラット
殺鼠剤(ワーファリン)をいくら使ってもなかなか死なないスーパーラットが急増している。
スーパーラットはペストを始め、ウイルスや細菌、毒素といった様々な病原体を持っている。
米国や南米諸国では尿や唾液が傷口から入り、致死率約60%の感染症「ハンタウイルス肺症候群」に罹ることもある。
国内で使われている殺鼠剤の主成分は血液を固まりにくくする「ワルファリン」だ。→リンク
ワルファリンを連続摂取させると、血液が勢いよく流れて血管がもろくなり、内臓や皮下などで血が出やすくなって出血死する。
欧米ではスーパーラット向けに毒性がより強い「第二世代薬剤」が使われている。
第二世代で日本で医薬部外品の認可を受けているのは「ジファチアロール」。
第二世代でも効かないスーパーラットが欧米で確認されている。