エクソソームにも善玉と悪玉があった

(悪玉)→エクソソームががん転移の元凶とする。

落合孝広・国立がんセンターが進める研究。


(善玉)→T細胞から取ったエクソソームはガンを抑える。

三重大学大学院医学系研究科の珠玖(しく)洋教授と瀬尾尚宏特任講師の研究。。


2015年、転移性の高いガン細胞をマウスの皮膚に移植し、そこへT細胞から取ったエクソソームを振りかけたところ、ガンが移植した場所の周辺に広がる「浸潤」がゼロだった。つまり、ガンの転移の兆候が見られなかった。

 


これに反し、T細胞が生んだエクソソームを振りかけなかったマウスは50%が浸潤した。

 


さらに、マウスをしばらく放置し、観察し、「転移」が起きるかどうかを調べたところ、エクソソームを振りかけたマウスでは肺への転移が1カ所確認されただけだった。

 


善玉エクソソームは、ガン細胞本体を直接攻撃せず、ガン細胞の周辺にある「間葉系幹細胞」を破壊していた。

 

 

2017年05月18日