赤痢アメーバ

赤痢アメーバ症は赤痢アメーバという寄生虫が原因で起こる。

 

不衛生な水や生野菜の摂取などで感染し、大腸に寄生して激しい下痢を引き起こす。

世界で約5000万人が感染し、毎年4~11万人が死亡。

大腸から肝臓や肺などに移ると、ウミが溜まった膿瘍ができ、発熱などの症状が出る。

北里大学の森美穂子助教らと国立感染症研究所は、赤痢アメーバ症の原因となる寄生虫に効く物質を見つけた。

研究チームは、複数種のカビを様々な培養条件で育てて、6900種の培養液サンプルを集めた。


赤痢アメーバに加える実験を繰り返して、糸状菌の分泌する物質「オバリシン」を特定した。

赤痢アメーバが肝臓に感染したハムスターに投与する実験をした、
通常なら感染から6日後に肝臓全体の35~40%が膿瘍になる。
オバリシンを1日1回注射すると、膿瘍は0~8%にとどまった。

2017年04月12日