新しい鎮痛薬の候補

国立国際医療研究センターと国立がんセンターのグループ。

 

糖尿病やがんなどに伴う激しい痛みを抑える物質の候補を発見した。

この物質は止血に関係するタンパク質の働きを抑え、痛みを軽減できることを動物実験で判明。

 

がんや糖尿病などにかかると、医療用麻薬が効かない激しい痛みに耐えなければならないことがある。

 

この痛みには、血小板を凝集させる血小板活性化因子(PAF)などが関与しているとされる。

 

研究グループはマウス実験でPAFを合成する酵素の1つの遺伝子を破壊し、PAFを体内で作れないようにした。

 

座骨神経を半分しばり、痛みを感じるかどうか?足の裏を刺激して調べた。

 

通常のマウスでは、痛みを感じない程度の刺激でも、足をばたつかせ、激しい痛みを感じた。

 

PAFの受容体に結合して、その働きを止める薬剤を投与すると神経因性疼痛を抑える可能性があるという。

 

2017年04月04日