つつがなくお暮らしのことと

ツツガ虫はなかなか厄介な病気である。

かっては手紙の冒頭に「つつがなくお暮らしのことと」という具合に日々心配された病気だったが、現在はあまり話題にならない。

 

リケッチア症の1つ。

発疹を伴う感染症。

日本特有の地方病。

病原体のリケッチアは患部に壊死を引き起こし、潰瘍をつくる。

潜伏期は7~10日で、39℃~40℃の高熱を出す。

 

江戸時代、旅行の途中、ダニの一種「ツツガムシ」にかまれたあとに、お灸をして病気を防いだ。

2017年07月25日