暑いときは“熱い飲みもの”?

「気温30℃下で、30分間運動した10人。」
もちろんノドはカラカラだ。

そこで5人には冷たい水、残りの5人には熱い湯を同じ量飲んでもらい、

10分後にのどの渇き具合を聞いてみた。


実験の結果、冷たい水の方が早く乾きをいやせることが分かった。

実は水分が体に吸収されるまでの時間は、その温度に左右されるからだ。


 

(冷水)

①冷たい水は胃を通過してすぐに腸へ到達する

②水分は腸で吸収される

 

(お温)

①熱い湯はいつまでも胃にとどまってしまう

②湯はなかなか吸収されない

 

なぜ昔の人は冷たいものはダメ、と言ったのだろう?

冷たいものは吸収が早いだけに胃腸を刺激し、下痢などを起こすことがあるからだ。

早く水分を補給したい時は・・・冷たいもの、
胃腸をいたわるなら・・・・・・・温かいもの
と目的に合わせて選ぶと良いだろう。

(NHKためしてガッテン)より

 


2017年07月12日