暑いときは“熱い飲みもの”?
「気温30℃下で、30分間運動した10人。」
もちろんノドはカラカラだ。
そこで5人には冷たい水、残りの5人には熱い湯を同じ量飲んでもらい、
10分後にのどの渇き具合を聞いてみた。
実験の結果、冷たい水の方が早く乾きをいやせることが分かった。
実は水分が体に吸収されるまでの時間は、その温度に左右されるからだ。
(冷水)
①冷たい水は胃を通過してすぐに腸へ到達する
②水分は腸で吸収される
(お温)
①熱い湯はいつまでも胃にとどまってしまう
②湯はなかなか吸収されない
なぜ昔の人は冷たいものはダメ、と言ったのだろう?
冷たいものは吸収が早いだけに胃腸を刺激し、下痢などを起こすことがあるからだ。
早く水分を補給したい時は・・・冷たいもの、
胃腸をいたわるなら・・・・・・・温かいもの
と目的に合わせて選ぶと良いだろう。
(NHKためしてガッテン)より