ガン幹細胞がガン細胞から生まれる

佐藤敏朗・慶応義塾大学準教授の成果。


マウス実験で、ガン細胞の元となる「 ガン幹細胞 」がガン細胞から

も新たに生まれることを大腸ガンを移植したマウスで観察した。
幹細胞で特徴的な遺伝子が働く細胞などを光らせて調べた。

 

大腸ガンの患者から採ったガン細胞をマウスの体内でそのまま育てる独自技術を使った。

 

遺伝子を自在に改変できる ゲノム編集 を使い、幹細胞に特有の遺伝子が働く細胞だけが光るように変えた。
さらに、特定の薬剤を与えると、自殺( アポトーシス )に導く遺伝子が働いて細胞が死ぬようにした。

 

マウスに大腸ガンを移植して様子を観察。
光るがん細胞から次々とガン細胞が生まれていた。

薬剤を投与すると、ガン幹細胞をすべて除去できた。

 

投与を止めて観察すると、早ければ2~3日後には、光るガン幹細胞が再び現れた。

2017年04月04日